【NYタイムズ2024年行くべき場所】山口市ってどんな街？

今日の記事では、アメリカの超有名メディアであるNYタイムズが毎年発表している「◯◯年訪れるべき場所ランキング」で3位に選ばれた山口市について紹介します！

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山口市の基礎情報

山口市は、山口県の県庁所在地で人口は19万人の県第二の都市(一位は下関市)です。山口市は、他の山口県の都市である下関市や萩市よりも認知度が低いそうです。

山口市の歴史

山口市の歴史は、室町時代に大内氏という大名（大内氏は最盛期山陽山陰北九州を支配した）がここに本拠地を置いたことから始まります。大内氏は山口市に大内氏館という館を作り拠点としました。

1467年に京都で応仁の乱が発生すると、大内氏は逃れてきた京都の文化人を歓迎し「大内文化」と呼ばれる京都の北山東山文化を融合させた独自の文化をつくりました。これにより山口市は現在も「西の京」「小京都」と呼ばれています。

1552年12月24日、山口市にいた宣教師コスメ・デ・トルレスらが日本人信徒と共にクリスマスを行いました。このことから山口市は日本クリスマスの発祥の地と言われています。

1557年、大内氏が滅亡すると山口市は毛利氏の拠点となりました。しかし、関ヶ原の戦いの後毛利氏は拠点を萩に移したため山口市は政治の中心ではなくなってしまいました。

幕末、長州藩は藩庁を萩から山口市に移しました。山口に移された藩庁は山口政事堂と呼ばれ、長州藩における倒幕運動の拠点となりました。

明治に入ると廃藩置県が行われ山口市はそのまま山口県の県庁所在地になりました。

山口市の観光スポット３選

瑠璃光寺・香山公園

瑠璃光寺（るりこうじ）は山口市香山町にある曹洞宗の寺院。瑠璃光寺は大内文化を象徴する寺院となっており境内は桜や梅の名所となっています。瑠璃光寺の五重塔は、奈良の法隆寺、京都の醍醐寺に並ぶ日本三代五重塔と言われています！僕はずっと八坂の塔だと思っていました。庭園と五重塔がとても美しいです。

香山公園は、国宝瑠璃光寺五重塔を中心にした公園です。桜や梅の名所としても有名で、園内には倒幕の密議が行われた露山堂や枕流亭など、明治維新関連の史跡もあるそうです。

一の坂川

一ノ坂川は、山口市中心部を南北に流れる川です。一ノ坂川は京都の鴨川に見立てられたそうで、春は桜が咲き夏はボタルが舞う四季折々の景色を楽しめるそうです。川沿いには古民家を改装した店が点在し、まち歩きをも楽しめます。京都の鴨川ほど大きくはありませんがどこか安心感のある川です。

湯田温泉

湯田温泉は山口の代表的な温泉です。湯田温泉の開業は開湯は約600年前といわれていて白狐が毎夜温泉に浸かっていたところを権現山の麓のお寺のお師匠さんが発見したと言われています。湯田温泉はアルカリ性の温泉でさまざまな効能があるそうです。

まとめ

私は、山口市について調べている中で山口の人が多くいすぎないことや、どこか安心する空気感がいい街だと思いました。どれだけ都会か、どれだけ観光地があるかという観点からでは測れない魅力が山口にはあるのだなと思います。少しアクセスは不便ですがぜひ行ってみてください！！このブログでは中二が世界の国や都市、日本の街などを紹介するので他の記事もぜひみてほしいです！