今日はアメリカの都市”圏”人口ランキングの2025年データが出ていたので、都市の情報と合わせて紹介したいと思います。ぜひ最後まで見ていってください!↓2024年はこちら
アメリカ都市人口ランキングTOP50【2024】目次
1、ニューヨーク
人口 1915万人
ニューヨークはアメリカ東部ニューヨーク州にあるアメリカ最大の都市です。ニューヨークは世界の首都ともいわれており様々な有名企業の本社や国際連合の本部があります。ニューヨークの歴史は、17世紀にオランダ人によってニューアムステルダムとして建設されたことに始まります。その後、イギリスの支配下に入り、アメリカ独立戦争を経てアメリカ合衆国の一州となりました。19世紀後半から20世紀初頭にかけて、大規模な移民の受け入れや産業革命により、ニューヨークはアメリカ最大の都市へと成長しました。観光地としては自由の女神、エンパイア・ステート・ビルディング、タイムズスクエア、ワンワールドトレードセンターなどが代表的です。セントラルパークは、都会のオアシスとして市民に愛されており、ジョギングやピクニックを楽しむことができます。また、ブルックリンやクイーンズなど、マンハッタン以外の地域も隠れた名所がたくさんあります。行ってみたいですねえ。
2、ロサンゼルス
人口 1267万人
ロサンゼルスは都市圏人口1259万人のカリフォルニア州南部にあるアメリカ第二の都市です。ロサンゼルスの産業は、映画産業が最も有名ですが、航空宇宙産業やテクノロジー産業も盛んです。特に、シリコンバレーに次ぐテクノロジーの中心地として注目されており、スタートアップ企業が数多く集まっています。観光地としては、ハリウッドウォークオブフェイムやTCLチャイニーズシアターなど、映画に関連するスポットが人気です。一方ロサンゼルスは世界でも特にひどい交通渋滞やホームレス問題など
3、シカゴ
人口 904万人
シカゴはイリノイ州のミシガン湖南岸に位置する都市圏人口898万人のアメリカ第三の都市です。シカゴ大都市圏は世界第九位の経済規模を持つ都市で、中国の上海やモスクワと同程度の経済規模を誇ります。シカゴの街並みは、高層ビルが立ち並び、近代的な都市景観が広がっています。中でも、ウィリス・タワー(旧シアーズ・タワー)は、長年世界一の高さを誇った超高層ビルとして有名です。また、ミレニアム・パークには、巨大な豆の形をした彫刻「クラウド・ゲート」があり、市民や観光客に人気のスポットとなっています。シカゴにはマクドナルドやボーイング(飛行機の会社)などの世界的に有名な企業が本拠地を置いて言います。
4、ヒューストン
人口 689万人
ヒューストンはテキサス州南東部に位置する都市圏人口680万人のアメリカ第四の都市です。石油産業の隆盛とともに、ヒューストンは経済力が増大し、文化・芸術面でも活気あふれる都市へと成長しました。ダウンタウンには、ヒューストン美術館やメニル・コレクションなど、世界的に有名な美術館が数多く集積しており、芸術愛好家にとっては必見のスポットです。また、NASAのジョンソン宇宙センターが所在しており、宇宙開発の歴史に触れることができるのもヒューストンの魅力です。
5、ダラス・フォートワース
人口 673万人
ダラスはテキサス州北部に位置する都市圏人口665万人のアメリカ第五の都市です。ダラスは位置的にロサンゼルスやニューヨークに行きやすいため「ダラスフォートワース空港」というアメリカでも特に大きなハブ空港があります。ダラスの歴史は、19世紀中頃の鉄道建設に端を発します。鉄道の開通により、人や物が集まり都市は急速に成長しました。20世紀には、石油産業の隆盛とともにダラスはさらに発展しました。ダラスは1963年にケネディ暗殺事件が起きたことでも有名です。
6、マイアミ
人口 637万人
マイアミはフロリダ州のフロリダ半島南部にある都市圏人口631万人のアメリカ第六の都市です。マイアミの産業は、観光業が中心ですが、金融業、貿易業、医療業も盛んです。特に、ラテンアメリカとの貿易拠点として重要な役割を果たしており、多くの国際企業が本社や支社を構えています。また、マイアミは芸術や文化も盛んで、数多くの美術館や劇場があり、世界中のアーティストやパフォーマーが集まる場所としても知られています。観光地としては、美しいビーチが有名で、特にサウスビーチは世界的に有名なリゾート地です。アールデコ建築の建物が立ち並ぶオシャンハウスや、ナイトライフが賑やかなオーシャンドライブなど、見どころも満載です。また、エバーグレーズ国立公園やビスケーン湾国立公園など、自然豊かな観光地も人気があります。行ってみたいものです。
7、アトランタ
人口 627万人
アトランタはフロリダ州の北のジョージア州にある都市圏人口619万人のアメリカ第七の都市です。アトランタはアフリカ系アメリカ人による公民権運動が起きた場所、キング牧師として知られるマーチン・ルーサー・キング・ジュニアの出身地としても知られています。アトランタの産業は航空産業、金融サービス、医療、そしてテクノロジー分野で有名です。デルタ航空の本拠地であり、世界最大の空港の一つであるハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港は、この都市の交通の要となっています。また、コーカ・コーラの本社もアトランタに置かれており、世界的に有名な企業の本拠地として知られています。
8、フィラデルフィア
人口 586万人
フィラデルフィアはアメリカ東部のペンシルベニア州最大の都市で都市圏人口582万人のアメリか第八の都市です。フィラデルフィアは独立宣言や憲法の宣言がなされた場所でアメリカの歴史においてとても重要な役割を果たした街でもあります。近年ではケンジントン地区を中心に違法薬物の蔓延が深刻な社会問題となっています。産業面では、かつては製薬業や印刷業が盛んで、現在も多くの企業の本社が置かれています。近年では、テクノロジー産業も成長しており、スタートアップ企業が数多く誕生しています。
9、ワシントンD.C.
人口 560万人
ワシントンD.C.はアメリカ合衆国の首都です。1790年にアメリカ合衆国の首都として設立されたワシントンD.C.。の都市計画は、ピエール・シャルル・ランファンというフランス人建築家によって設計され、壮大な軸線や広々とした公園などが特徴的な都市となっています。ホワイトハウスや連邦議会、リンカーン記念館、ワシントンモニュメントといった歴史的な建造物だけでなく、スミソニアン博物館複合施設など、世界最大級の博物館群も魅力です。
10、フェニックス
人口 483万人
フェニックスはアメリカ南西部に位置するアリゾナ州の州都で都市圏人口は447万人のアメリカ第十の都市です。フェニックスはアリゾナ州の砂漠に位置っしているため強い日差しが降り注ぎます。フェニックスの歴史は比較的浅く、19世紀後半にソノラ砂漠の灌漑事業と共に始まりました。当初は小さな集落でしたが、フーバーダムの完成による安定的な水供給を背景に、急速な都市化が進みました。フェニックスの近郊には、広大な砂漠や荒野など壮大な自然が広がっています。
11、ボストン
人口 439万人
ボストンは、アメリカ合衆国マサチューセッツ州の州都であり、ニューイングランド地方最大の都市です。「アメリカ発祥の地」とも呼ばれるほど歴史が深く、アメリカ独立革命の重要な舞台となりました。街の景観はヨーロッパの影響を受けたレンガ造りの建物が特徴的で、歴史と文化が調和した魅力的な雰囲気を醸し出しています。ボストンは、金融、教育、医療、テクノロジーなどの分野で多様な産業が発展しています。特に、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)といった世界的に有名な大学があることから、学術都市としての地位を確立しており、多くの研究機関やハイテク企業が集積しています。また、医療分野も盛んで、世界トップクラスの病院や研究機関が存在します。
12、シアトル
人口 358万人
シアトルは、アメリカ合衆国ワシントン州に位置する大都市です。20世紀に入ると、ボーイング社の設立(1916年)や第二次世界大戦における軍需産業の発展がシアトルの産業構造を大きく変えました。現在では、航空宇宙産業に加え、マイクロソフトやAmazonといったIT企業が拠点を構え、世界的なテクノロジーの中心地となっています。また、コーヒー文化もシアトルを語る上で欠かせない要素です。スターバックスがシアトルで創業(1971年)したことは有名です。観光地としては、まずスペースニードルが挙げられます。1962年の万国博覧会のために建設されたこの塔は、シアトルのシンボルとして広く知られています。展望台からは、市街地はもちろん、レーニア山やオリンピック山脈などの壮大な景色を一望できます。
13、デトロイト
人口 354万人
デトロイトは、アメリカ合衆国ミシガン州南東部に位置する都市で、「モーターシティ」の愛称で知られています。その歴史は、18世紀にフランスの毛皮交易拠点として始まったことに遡ります。その後、アメリカの工業化とともに発展し、特に20世紀初頭にはヘンリー・フォードによる自動車の大量生産方式の導入により、自動車産業の中心地として大きく成長しました。フォード、クライスラー、ゼネラルモーターズといった自動車メーカーの本社が置かれ、アメリカ経済を牽引する存在となりました。しかし、20世紀後半になると自動車産業の衰退(日本車の流入)や人口流出(白人黒人の対立による)、犯罪の増加など、多くの課題に直面し2013年には大規模な財政破綻をしてしまいました。近年は再生に向けた取り組みが進められています。
14、サンディエゴ
人口 337万人
サンディエゴは、アメリカ合衆国カリフォルニア州の南端に位置し、温暖な気候と美しい海岸線で知られる都市です。サンディエゴの発展に大きく貢献したのは、軍事産業です。20世紀初頭から海軍基地が建設され、第二次世界大戦中には航空機産業が活発化しました。現在でも、巨大な海軍基地を背景に、航空宇宙、防衛関連の産業が経済の中心となっています。映画「トップガン マーヴェリック」の舞台としても有名です。
15、サンフランシスコ
人口 336万人
サンフランシスコは、アメリカ西海岸、カリフォルニア州北部に位置する世界都市です。サンフランシスコは、金融、IT、観光が主要産業です。ウォール街に次ぐ金融センターとしての地位を確立し、多くの金融機関が拠点を置いています。また、シリコンバレーに近いことから、IT産業の中心地としても知られ、Google、Apple、Facebookなど、世界的なIT企業が本社や拠点を構えています。観光業も重要な産業であり、ゴールデンゲートブリッジ、アルカトラズ島、フィッシャーマンズワーフなど、数多くの観光名所を有しています。
16、タンパ
人口 304万人
タンパは、アメリカ合衆国フロリダ州の中西部に位置する港湾都市です。タンパ湾の奥に位置する天然の良港に恵まれ、古くから水産業や交易で栄えてきました。20世紀に入ると、タンパはリン鉱石の産出地として、また農産物の集散地としても発展を遂げます。歴史的な建造物と近代的なビル群が混在するタンパの街並みは、過去と現在が融合した独特の景観を作り出しています。
17、ミネアポリス
人口 303万人
ミネアポリスは、アメリカ合衆国ミネソタ州最大の都市であり、州都セントポールと双子都市(ツインシティ)を形成しています。ミネアポリスの発展を支えたのは、セントアンソニー滝の水力を利用した製粉業です。豊富な水力と周辺地域で生産される小麦を背景に、19世紀後半には「世界の製粉都市」として名を馳せました。ジェネラルミルズといった現在も続く大手食品企業も、この地で製粉業から事業を拡大していきました。また、木材の集積地でもあり、製材業も重要な産業でした。
18、ラスベガス
人口 300万人
ラスベガスは、ネバダ州に位置する世界的に有名な観光都市です。砂漠の中に突如現れる巨大なホテルやカジノの光景は、訪れる人々を魅了し続けています。カジノを中心としたエンターテイメント産業は、街の経済を大きく支えています。なんもない砂漠がすごいですね、
19、デンバー
人口 299万人
デンバーはアメリカ中部のコロラド州の州都であり、経済・文化の中心都市です。デンバーはアメリカゴールドラッシュの際一攫千金を夢見る人々が押し寄せ、急速に発展しました。現在のデンバー都市圏は、農業・畜産業、工業・製造業、建設業、流通業、ハイテク産業など、多岐にわたる産業がバランス良く発展しています。デンバーは、サウスパークに出てくる都市ですね!
20、サンアントニオ
人口 252万人
サンアントニオは、アメリカ合衆国テキサス州南部に位置する都市です。サンアントニオの歴史は、1718年に建設されたアラモ砦から始まりました。アラモは、1836年のテキサス独立戦争における激戦地として、とても有名です。。現在、アラモは観光名所となっており、当時の面影を今に伝えています。地理的な利点から、メキシコとの交通・貿易の要地としても重要な役割を担っています。
最後まで見てくれてありがとうございます!やっぱ私はニューヨークとシカゴに行ってみたいですね。