今日はアラブ首長国連邦を紹介するよ!
アラブ首長国連邦かー。ドバイに行ってみたいです!
あの高層ビル群がたまらないよな。
ですね!
目次
アラブ首長国連邦の基礎情報
首都 | アブダビ |
人口 | 約1000万人 |
通貨 | ディルハム |
言語 | アラビア語 |
アラブ首長国連邦の歴史
古代ーイスラム教
現在のUAEの領域には、新石器時代から人が住んでいたことが分かっています。紀元前3000年頃には、この地域はメソポタミア文明とインド文明の交易路として重要な役割を果たしていました。
7世紀にイスラム教が伝来し、この地域はイスラム帝国の一部となりました。その後、ウマイヤ朝、アッバース朝、ファーティマ朝などの王朝が支配しました。
ヨーロッパの進出
16世紀初頭、ポルトガルがインドへの進出の拠点としてこの地域を占領しました。ポルトガルはその後約150年間この地域を支配しました。
17世紀後半、オランダがポルトガルからこの地域の支配権を奪いました。しかし、18世紀後半にはイギリスがオランダを駆逐し、この地域の支配権を握りました。
1892年、イギリスはUAEの7つの首長国と保護条約を結び、この地域を保護領にしました。イギリスは首長国の内政には干渉しなかったものの、外交・防衛はイギリスが掌握しました。
独立とその後
1968年、イギリスはスエズ以東からの撤退を宣言しました。これにより、UAEの首長国たちは独立に向けて話し合いを始めました。
1971年12月2日、アブダビ、ドバイ、シャルジャ、アジュマン、フジャイラ、ウンム・アル=カイワインの6つの首長国が独立を宣言し、アラブ首長国連邦を結成しました。
翌年の1972年2月には、ラス・アル=ハイマ首長国が加わり、現在の7首長国による連邦国家となりました。
独立後、UAEは石油輸出によって経済的に発展しました。また、ドバイを中心に石油だけに頼らない、観光業や金融業も盛んになりました。
アラブ首長国連邦の経済
アラブ首長国連邦のGDPランキングは33位。ナイジェリアやベトナムと同じくらいの経済規模を誇ります。主な産業は石油産業・金融業・観光業です。アラブ首長国連邦はサウジアラビアやクウェートなどと比べて石油が少ないので石油に頼らない産業にお金をかけたそうです。
アラブ首長国連邦の観光地7選!
ブルジュハリファ/ドバイ
ブルジュハリファは、ドバイにある高さ829メートルの世界一高い超高層タワーです。世界一高い展望台からは、ドバイのビル群・ビーチ・パームジュメイラ(人工島)などの景色を見ることができます。ブルジュハリファは、人間の偉大さとオイルマネーの偉大さがわかる建物です。本当にかっこいいのでドバイに来たら絶対訪れてみてください!
ドバイモール/ドバイ
ドバイ・モールは店舗数1,000を超える店が並ぶ世界最大の敷地面積を誇るショッピングモール。ショッピングのほかにもスケートリンク、スキー場、ゲームセンター、水族館、映画館などショッピング以外の楽しみも充実しています。すごいですね。
パームジュメイラ/ドバイ
パーム ジュメイラ島は、ヤシの木の形をした巨大な人工島。パーム ジュメイラ島には、きらびやかなホテル、豪華なタワー マンション、世界各国料理の高級レストランで知られています。リッチですねえ~。
ドバイマリーナ/ドバイ
ドバイマリーナは300~400m頬の高さのビルが立ち並ぶエリアです。美しいビーチ、屋外レストラン、レジャー施設が入った複合施設などが楽しめます。またこのエリアはドバイの高級住宅街としても知られています。
バスタキヤ地区/ドバイ
バスタキヤ地区はドバイの伝統建築保護区になっている場所です。近年に作られたピカピカキラキラの建物とは対照的な茶色い建物はとても印象的です。こういう場所があるのもドバイの魅力ですね!
シェイク・ザイード・グランドモスク/アブダビ
シェイク・ザイード・グランドモスクはアブダビに来たら絶対に行くべきUAE最大のモスクです。子のモスクはUAE建国の父、シェイク・ザイード元大統領の名の下に、500億円以上の資金を投じて建立された壮麗なモスクです。真っ白な巨大なモスクはとてもミステリアスでもあり美しいです。
カスル・アル・ワタン/アブダビ
カスル・アル・ワタンはアラビア語で「祖国の宮殿」を意味する原罪も使用されている大統領官邸。2019年からは観光客も中に入って見学ができるようになりました。ゴールドと白とくすみブルーの繊細なモザイクで彩られ、豪華絢爛でありながら上品な内装は、どこを切り取ってもため息が出るほどの美しさなんだそうです。
まとめ
アラブ首長国連邦は石油だけに頼らず、持続可能な産業を作ったすごい国だと思います。オイルマネーにものを言わせた施設、歴史ある建物、美しいビーチなど魅力的な場所がたくさんあると思うのでぜひ訪れてみてください!