今日は、アルバニアについて紹介します!「ヨーロッパ最貧国のひとつ」や「ヨーロッパ唯一のイスラム教国家」ともいわれているこの国をっ知る人は少ないと思うのでわかりやすくかいせつします。
目次
アルバニアの基礎情報
首都 | ティラナ |
人口 | 283万人 |
通貨 | レク |
言語 | アルバニア語 |
アルバニアの歴史
古代
紀元前2世紀頃:イリュリア人が現在のアルバニアに居住
紀元前168年:ローマ帝国がイリュリアを征服
395年:ローマ帝国が東西に分裂、アルバニアは東ローマ帝国(ビザンツ帝国)領となる
中世
5世紀:スラヴ民族がバルカン半島に侵入、アルバニア人の居住地域が縮小
11世紀:ブルガリア帝国、セルビア王国、東ローマ帝国がアルバニアの支配をめぐって争う
14世紀:オスマン帝国がバルカン半島に進出し、アルバニアを征服する
近世
1443年:ジェルジ・カストリオティ・スカンデルベグがオスマン帝国に反乱を起こし、アルバニア独立を達成する
1478年:スカンデルベグ死去、アルバニア再びオスマン帝国の支配下に入る
19世紀後半:アルバニア民族主義運動が盛んになる
近代
1912年:バルカン戦争終結、アルバニアは独立を宣言する
1914年:第一次世界大戦が勃発し、アルバニアは戦場となる
1920年:国際連盟の承認を得て、アルバニア王国が成立する
1939年:第二次世界大戦時、イタリアがアルバニアを占領する
1944年:ヨーロッパでの戦争が終わり、アルバニアが解放される
1946年:アルバニア社会主義人民共和国が成立する
1991年:共産主義体制が崩壊し、複数政党制導入する
1992年:民主化されたアルバニアで市場経済が導入され、国民の3分の1がマルチ商法によって財産を失う。
2009年:アルバニアがNATOに加盟する
2020年:アルバニアがEU加盟候補国となる
アルバニアの経済
アルバニアのGDPランキング(2024)は116位でギニアやモザンビークと同じくらいの経済規模です。アルバニアは市場経済導入後に国民の三分の一がマルチ商法にひっかかり財産を失ったため、大暴動が起き経済が混乱してしまいました。そのためアルバニアは、欧州最貧国の一つと言われています。そんなアルバニアの主要産業は農業、軽工業、観光業です。wikipediaによるとアルバニアの観光業はGDPの20%を占めるといわれています。
アルバニアの観光地
スカンデルベグ広場
スカンデルベグ広場は、アルバニアの首都ティラナの中心部にある広場です。スカンデルベグとはアルバニアの英雄、スカンデルベグが名前の由来です。スカンデルベグの像の隣には双頭の鷲が描かれたかっこいいアルバニアの国旗があります。ぜひ見てみてください!
ジャミーア・エトヘム・ベウト・モスク
ジャミーア・エトヘム・ベウト・モスクは、スカンデルベグ広場の近くにあるモスクです。モスクの規模としては小さいですが、中には美しい壁画など見るべき場所がたくさんあるのでぜひ見てみてください!
国立歴史博物館
国立歴史博物館もスカンデルベグ広場の近くにある観光地です。国立博物館ではアルバニアの長くて壮絶な歴史について学ぶことができ、しっかり見るとかなりの時間がかかるそうです。ここでしか見られない貴重な展示もあるそうなのでぜひ訪れてみてください!
クルヤ
クルヤは首都ティラナから北西に向かったところにある小さな町です。この町はアルバニアの歴史と深く関係しており歴史的な建物などを見ることができます。特にクルヤ城という城は見ごたえがあるそうです。
サランダ
サランダは、アルバニア南部のリゾート地です。サランダでは美しい海と砂浜を楽しむことができ、夏には国内外から多くの観光客が訪れます。サランダでみる夕日はとてもきれいらしいので、ティラナからは少し距離がありますが行ってみてください!
日本からのアクセス
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まとめ
アルバニアはあまり日本人が知らない国だと思いますが、国民の三分の一がマルチにひっかかるなどとても面白い歴史を持っている位と思うし、雰囲気がヨーロッパらしくないというかとにかく面白い国だと思います!このブログでは世界の国や都市を紹介するのでぜひ他の記事も見てみてください!
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