ウズベキスタンってどんな国？歴史経済観光スポットを紹介します！

この記事では中央アジアの国ウズベキスタンの歴史経済観光スポットを知ることができます。

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ウズベキスタンの基礎情報

首都	タシュケント
人口	約3500万人
通貨	スム
言語	ウズベク語

ウズベキスタンの歴史

古代

ウズベキスタンの歴史は、紀元前3000年頃に始まるとされています。この頃、現在のウズベキスタンの領域には、ソグド人やバクトリア人などの古代イラン系民族が住んでいました。

紀元前1世紀頃、中央アジアにクシャーナ朝が興起すると、ウズベキスタンもその支配下に入りました。クシャーナ朝は、中央アジアを統一し、仏教やゾロアスター教などの宗教が盛んになりました。

中世

7世紀、イスラム教が中央アジアに伝来すると、ウズベキスタンもイスラム化が進みました。この頃、ウズベキスタンには、サマルカンドやブハラなどの都市国家が興起しました。

13世紀には、モンゴル帝国が中央アジアを征服しました。モンゴル帝国は、中央アジアの統一を図りましたが、その支配は必ずしも安定したものではありませんでした。

14世紀には、ティムール帝国が興起しました。ティムール帝国は、中央アジアを統一し、文化的にも繁栄を極めました。

近世

16世紀、ウズベキスタンには、シャイバーニー朝が興起しました。シャイバーニー朝は、ウズベキスタンを統一し、イスラム文化の中心地として繁栄しました。

18世紀には、ホラズム・シャー朝が興起しました。ホラズム・シャー朝は、ウズベキスタンを統一しましたが、その支配は長くは続きませんでした。

19世紀には、ロシア帝国が中央アジアに進出してきました。ロシア帝国は、ウズベキスタンを征服し、その支配下に置きました。

現代

20世紀初頭、ロシア革命が起こると、ウズベキスタンはソビエト連邦の支配下に入りました。ソビエト連邦は、ウズベキスタンで社会主義体制を導入し、工業化や教育の普及を進めました。

1991年、ソビエト連邦が崩壊すると、ウズベキスタンは独立を宣言しました。独立後、ウズベキスタンは民主化と市場経済化を進め現在は大きな経済発展をしています。

ウズベキスタンの経済

ウズベキスタンのGDPランキングは71位でルクセンブルクやベネズエラと同程度の経済規模です。ルクセンブルクって人口少ないのにすげえ。ウズベキスタンの産業は繊維業や製造業で、おもな輸出品は金や天然ガスなどの資源が半分を占めます。

ウズベキスタンの観光スポット

ウズベキスタン観光の定番、サマルカンドはシルクロードの中継地として大きく栄えた町です。美しい青の建物が多いことから青の都と言われています。

レギスタン広場/サマルカンド

レギスタン広場は、サマルカンドの中心部に位置するウズベキスタンを代表する観光名所です。ペルシャ語で「砂の場所」という意味をもち、元々は砂地だった場所でしたが、後にシルクロード沿いの要衝の地として発展しました。レギスタン広場に立つ3つの大きな建物はメドレセ（神学校）で、15世紀ごろから建設が開始された建物だとされています。17世紀になると、メドレセや礼拝所が増設され、現在のような形になったそうです。

シャーヒ・ズィンダ廟群/サマルカンド

シャーヒ・ズィンダ廟群は、9〜19世紀にかけて建設された霊廟と儀式用の建物群です。20以上もの建造物の集合体となっていて、非常に見応えのある観光地です。建物群は高さごとに3つのグループに分けられ、4つのアーチでつながっています。注意点としてイスラム教の神聖な場所なので肌を露出させすぎないようにしましょう！