エジプトってどんな国?歴史・経済・観光スポットを紹介します!

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エジプトという国、あまり知らないなと思ったのでこの記事を書きます!この記事では、エジプトの歴史・経済・観光スポットを紹介します!

目次

エジプトの基礎情報

首都カイロ
人口約1億人
通貨エジプト・ポンド
言語アラビア語
人口が1億人超えたのが印象的ですね。エジプトにはナイル川の河口があります。

エジプトの歴史

エジプトの歴史は、紀元前3000年頃にナイル川流域で統一された古代エジプト文明から始まります。

古代エジプトでは、神格化された王(ファラオ)が約30の王朝を通じて国家を統治しました。

古代エジプトの王朝は、古王国、中王国、新王国の三つの時代に分けられます。古王国の時代には、ギザの大ピラミッドなどの壮大な建造物が建てられました。新王国の時代には、ツタンカーメンやクレオパトラなどの有名な王が登場しました。

紀元前30年に、プトレマイオス朝の最後の王クレオパトラがローマのオクタウィアヌスに敗れ、エジプトはローマ帝国の一部となりました。

以降、エジプトはローマ帝国、ビザンツ帝国、サーサーン朝、アラブ帝国などの支配を受けました。エジプトでは、キリスト教やイスラームなどの新しい宗教が広まり、古代エジプトの神々は忘れられていきました。

中世のエジプトは、7世紀にイスラーム教が広まり、アラブ人によって征服されました。その後、ウマイヤ朝、アッバース朝、トゥールーン朝、イフシード朝、ファーティマ朝、アイユーブ朝、マムルーク朝などの王朝が交代しました。

マムルーク朝は、16世紀にオスマン帝国に滅ぼされ、エジプトはオスマン帝国の属州となりました。

18世紀(1805年)にムハンマド・アリー朝が成立し、エジプトの近代化を推進しました。しかし、19世紀にイギリスの保護国となりました。

1952年にエジプト革命が起こり、エジプト王国が廃止されエジプト共和国が成立しました。その後、ナセル大統領やサダト大統領などの指導者が登場し、イスラエルとの中東戦争やアラブ連合共和国の結成などの歴史的事件に関わりました。

2011年にアラブの春がおこり独裁的な政権が崩壊し、その後はムルシー大統領やアル=シーシー大統領などが国の指導者になりました。

エジプトの経済

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エジプトのGDPランキングは32位でナイジェリアやオーストリアと同じくらいの経済規模を誇ります。エジプトでは農業が盛んで特に小麦、米、 タロいもなどが栽培されています。また豊富な観光資源を生かしたサービス業、観光業も盛んです。

エジプトの観光スポット

ピラミッド

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エジプトといえばまず思いつくのが、ピラミッドですよね!なかでも有名なものが、カイロから南西に20キロメートルほどの場所にあるギザの三大ピラミッド。ギザ砂漠に位置する3つのピラミッドは、約4,600年前に建設された古代の遺跡で、多くの観光客が訪れるエジプトのシンボル的な存在になっています。ギザの三大ピラミッドは、いずれも古代エジプトを統治していたファラオの陵墓であり、クフ王、カフラー王、メンカウラー王が埋葬されているそうです。クフ王のピラミッドは世界最大の大きさを誇り、高さは約146.6メートル、底辺の長さが約230メートルもあります。作られ方なども謎が多くミステリアスな建夫のです。

エジプト考古学博物館

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エジプト考古学博物館は、古代エジプトをはじめとする貴重なコレクションが収蔵された博物館。この博物館では、約17万点を超えるエジプトの遺物や石像などが収蔵されており、とくに古代のファラオが統治していた時代のコレクションは世界最大規模なんだそう。19世紀にオープンした博物館は、もともとエジプトの遺物が国外に流出するのを防ぐ目的で建てられました。のちに一般にも公開されるようになりました。現在、エジプト考古学博物館は世界中から多くの観光客が訪れるエジプトの人気スポットになっています。

ムハンマド アリー モスク

ムハンマド・アリー・モスク - Wikipedia

ムハンマド アリー モスクは、カイロ歴史地区にあるイスラム教徒の礼拝堂。カイロ歴史地区は、町全体が世界遺産にも登録されている場所で、エジプトらしいエキゾチックな雰囲気が漂います。モスクが位置するシタデルという町は、十字軍の侵攻を受けた際に建設した城壁に囲まれた地区で、エジプトの中心として栄えた場所でもあるんです。カイロ歴史地区には、約600箇所のモスク、約1,000以上のミナレットがあり、千の塔の都ともいわれています。そのなかでもムハンマド アリー モスクは、ほかのモスクよりも壮大でユニークな建物となっています。

ハーン・ハリーリ

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ハーン・ハリーリは、カイロ歴史地区のなかにあるイスラム地区の市場です。カイロの東部にあるフセイン広場の近くにあり、およそ14世紀ごろに開かれたといわれています。また、当時の姿のまま保存されている市場でもあり、中東らしいにぎやかな雰囲気を満喫できる人気観光スポットです!市場は細い通りが迷路のように入り組んだ作りになっていて、散策するだけでもわくわくしてきます。ショッピング通りの両側には、宝石や金属細工、アンティーク、民族衣装、象牙細工など工芸品などが販売するお店が並んでいて、とてもエキゾチックな雰囲気があります!

オールド・カイロ地区

ベージュ寺院の写真

オールド・カイロ地区は、新市街から南に約4キロの場所に位置する、カイロで最も歴史のある市街地です。モスクや教会、アラブの歴史ある建物など見どころたくさんです。カイロに来たらぜひ訪れるべきスポットでしょう。

王家の谷

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王家の谷は、カイロから南へ約670キロメートルの場所にある古代遺跡。かつてはテーベと呼ばれていたナイル川の沿岸にあり、古代エジプトを統治していたファラオの墓所や関連する遺跡が多く発見された場所です。

アブシンベル大神殿

昼間の茶色のコンクリート像

アブシンベル大神殿は、アスワンと呼ばれる場所に位置する神殿。メインとなる巨大な立像とエジプトの太陽神 ラーを祀る神殿、女神ハトホルを祀る小神殿などの遺跡群があります。神殿が建設されたのは紀元前1264年頃に、第19王朝のラムセス2世の命で制作されたとされています。観光のメインとなる立像は、ラムセス2世を神格化した姿。約20メートルもの巨大な4体の立像は全てラムセス2世を表していているそうです。人の権力欲のようなものを感じます。

日本からのアクセス

札幌新千歳空港ーカイロの航空券↓

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まとめ

エジプトは異国感が半端ないいったら絶対楽しい国だと思います。国境が直線なのは少し嫌いですがそれ以外は僕も好きな国です。長い歴史のロマンと雑多な街や市場、体験してみては?

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