ギリシャってどんな国？歴史・経済・観光スポットを紹介します！【2024年】

今日はギリシャについて紹介します。

ギリシャの基礎情報

首都	アテネ
人口	1030万人
通貨	ユーロ
言語	ギリシャ語Ελλάδα

ギリシャの歴史

古代ギリシャ

紀元前8世紀頃から、ポリスと呼ばれる都市国家が各地に生まれる

アテネ、スパルタ、テーベなどの都市国家が覇権を争う

アテネは民主制国家として繁栄し、哲学、芸術、文学などが発達する

スパルタは軍事国家として強大な軍隊を擁し、ペロポネソス戦争で勝利する

紀元前4世紀には、アレクサンドロス大王がギリシャ世界を統一し、東方遠征を行う

アレクサンドロスの死後、ギリシャは分裂しヘレニズム時代と呼ばれる文化融合の時代を迎えり

ローマ時代・中世

紀元前2世紀に、ローマがギリシャを征服し、ローマ帝国の一部となる

ギリシャ文化はローマに大きな影響を与え、ラテン語とギリシャ語が公用語となる

ローマ帝国の東西分裂後、ギリシャは東ローマ帝国に属する

15世紀にオスマン帝国によって征服され、ギリシャは400年以上にわたってオスマン支配下となる

近現代

1821年、ギリシャ独立戦争が勃発しオスマン帝国から独立する

1832年、ギリシャ王国が建国されオソン一世が初代国王となる

1912年、オスマン帝国とギリシャを含むバルカン半島の国でバルカン戦争が起こる

1914年、第一次世界大戦が起こると協商国側として参戦する

1967年、クーデターによって軍事独裁政権が生まれる

1974年には軍事独裁政権が崩壊し、民主主義国家に復帰する

1981年に欧州共同体（後のEU）に加盟し、2001年にユーロを導入する

2009年、政権交代をきっかけに財政赤字の隠ぺいがあったことが明らかにされギリシャ危機が起こる

ギリシャの経済

ギリシャのGDPランキングは52位でイラクやニュージーランドと順位を接しています。ギリシャの産業は農業（オリーブは世界三位の生産量）、観光業、鉱業、工業、海運業です。ギリシャは2009年にギリシャ危機を引き越すなどあまり安定した経済でないのも特徴です。このことからPIGS（ポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペイン）と呼ばれヨーロッパのお荷物扱いをされています。

ギリシャの観光地

パルテノン神殿

パルテノン神殿はアテネの丘（アクロポリス）に立つ古代ギリシャの神殿です。パルテノン神殿は世界三大宗教空間（日本の法隆寺、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂）とも呼ばれているそうです。法隆寺ってそんなにすごいんですね。パルテノン神殿はギリシャを代表する観光地です。

パナティナイコ競技場

パナティナイコ競技場は、アテネにある第1回近代オリンピックの会場です。パナティナイコ競技場はオリンピック発祥の地として知られています。競技場にはオリンピックに関する資料館もありポスターやトーチなどを見ることができるそうです。

メテオラ修道院

メテオラ修道院は、崖の上に立つ修道院で世界遺産に登録されています。メテオラ修道院のメテオラとはギリシャ語で空中を意味があるそうです。アテネからはかなり遠いですが神秘的な景色を見ることができるのでぜひ訪れてみてください！

コリントス運河

コリントス運河はペロポネソス半島の根元にある運河でエーゲ海とコリントス湾を結んでいます。運河の長さは6キロほどで幅は23mしかありません。そのため大型の貨物船は通行できないそうです。コリントス運河では観光客向けのクルーズが運航されておりダン崖を切って作られたコリントス運河を下から眺めることができます。それにしてもこんなものを作るんなんてすごいですね。

サントリーニ島

サントリーニ島は、エーゲ海のクラデス諸島にあるリゾート地です。サントリーニ島には白い壁と青い屋根のさわやかな雰囲気の建物がありtheギリシャって感じです。またこの島で見る夕日はとてもきれいなんだそうです。

ロードス島

woman in orange dress walking on gray concrete pathway during daytime

ロードス島は、エーゲ海の南部、トルコから18キロしか離れていない島です。この島にはかつて聖ヨハネ騎士団がいました。旧市街は中世の街並みが今でも残っています。マルタのような島だと思ったらマルタにも聖ヨハネ騎士団がいたんですね。またかつてここに巨大な像があったのではないかと言われており世界の七不思議のひとつとなっています。