今日はヨーロッパの永世中立国、スイスについて紹介します!とても面白い歴史のある国なのでぜひ最後まで見ていってください!
目次
スイスの基礎情報
首都 | ベルン |
人口 | 885万人 |
通貨 | スイスフラン |
言語 | ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語 |
スイスの歴史
古代ー中世
前3世紀頃:ローマ帝国がスイスの一部を支配する
4世紀:ローマ帝国の衰退と共にゲルマン民族が来るようになる
6世紀:フランク王国(フランスとドイツの西)の支配を受けるようになる
11世紀:スイス全域が神聖ローマ帝国(ドイツ)になる
13世紀:ザンクト・ゴットハルト峠が開通しヨーロッパを南北に行くことができるようになり、スイスの重要性が高まる
1291年:ウリ、シュヴィーツ、ウンターヴァルデンの3つの地域が平和維持と外部(ハプスブルクなど)からのあらゆる侵害から自由を守るために同盟関係を結ぶ(リュトリノの誓い)
近世ー近代
15世紀:同盟が拡大し、現在のスイスの大部分を占めるようになる
17世紀:三十年戦争(ドイツを中心に起きたカトリックとプロテスタントの争い)に巻き込まれることなく中立を保つ
18世紀:フランス革命の影響を受け、ヘルウェティア共和国が成立するが、5年で終わる
1815年:ウィーン会議で、スイスの永久中立と独立が承認される
1848年:連邦憲法が制定され、スイスは連邦国家となる
20世紀:二度の世界大戦が起きても参戦せず中立を維持する
→第二次世界大戦中、スイスは枢軸側の飛行機も連合国側の飛行機も撃ち落とした
21世紀:スイスは多くの国際機関の拠点(主にジュネーブ)として重要な役割を果たしている
スイスの経済
スイスのGDPランキングは世界20位でサウジアラビアやポーランドと順位を接しています。スイスは一人当たりGDPが世界三位という先進国の中でも先進国という国で金融業、保険業、観光業などが盛んです。スイスは世界有数の金融センターであり、多くの国際的な銀行や保険会社が本社を置いています。 特に、資産運用やプライベートバンキングにおいて世界的なシェアを誇っています。また化学、製薬において世界TOPレベルの技術を持っています。
スイスの観光地7選
ベルン旧市街/ベルン
ベルン旧市街は、1191年にツェーリンゲン公ベルヒトルト5世が、アーレ川に囲まれた小高い丘に築いた砦を中心につくられたそうで中世ヨーロッパの街並みが残っていることから世界遺産に登録されました。旧市街にある時計塔(ツィットグロッゲと呼ばれている)は旧市街、ベルンのシンボルとなっています。
連邦議事堂/ベルン
連邦議事堂は1902年に建立されたスイスの政治の中心地。ドームが特徴的な外見ももちろん美しいですが内装も宮殿のように美しいそうです。連邦議事堂の前には連邦議事堂前広場という広場があり定期的にイベントが開催されているそうです。議事堂にはガイドもあるのでベルンに来たらぜひ訪れてみてください!
グロスミュンスター大聖堂/チューリッヒ
グロスミュンスター大聖堂は、チューリッヒのランドマーク的存在。そびえ立つ2つの塔が特徴的な大聖堂は、リマト川を挟み、フラウミュンスター聖母教会と向かい合うように立っています。二つの塔のうちの一つは登ることができチューリッヒの美しい街並みを眺めることができるそうです。
リンデンホフの丘/チューリッヒ
リンデンホフの丘はチューリッヒにある小高い丘で、チューリッヒの旧市街を眺めることができるとして人気の観光地です。リンデンホフの丘は観光客だけでなく地元の人にも人気の場所となっており、おしゃべりをしたりのんびりしている人がいるそうです。素敵な場所ですね。
ジェッドー大噴水/ジュネーブ
大噴水は、ジュネーブの中心にあるレマン湖に位置する街のシンボルです。約140メートルの高さまで吹き上がる噴水は、迫力満載です。夜はライトアップされ、幻想的な雰囲気です。
国際連合ヨーロッパ本部/ジュネーブ
国際連合ヨーロッパ本部は、200を超えるジュネーヴにある国際機関のうち、最も有名な国際機関です。ニューヨークにある国際連合本部に次いで2番目に大きな事務所であり、重要な会議や会談がたびたび行われています。ガイドツアーもあるそうなのでぜひ訪れてみてください!
パテック・フィリップミュージアム/ジュネーブ
パテック・フィリップミュージアムはスイスを代表する高級時計の老舗ブランド、パティック・フィリップの時計博物館です。パテック・フィリップは、1839年にスイス・ジュネーブに創業した時計メーカーです。世界三大時計ブランド(パティック フィリップ、オーデマ・ピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタン)の一つに数えられ、その精巧な作りと希少価値の高さを誇る時計は多くの人に人気です。値段はとてもとても高いので手がでませんが。腕時計好きはぜひ訪れてみてください!
シヨン城
シヨン城はフランスとスイスにまたがる大きなレマン湖畔(ヴォ―州モントルーの町)にひっそりと建つお城です。シヨン城はイギリスの詩人バイロンの「シヨンの囚人」、「シヨン城詩」の舞台として知られているそうです。そんな詩、初めて聞きましたが結構有名みたいです湖と山とこじんまりしたお城がおとぎ話に出てきそうな雰囲気ですね。
マッターホルン
マッターホルンは高さ4478mの、スイスの中でももっとも有名と言える山です。マッターホルンはその美しさからアルプスの女王と呼ばれています。マッターホルンの麓にはツェルマットという町があり山岳リゾートとなっています。頂上付近は切り立った崖となっていて登山上級者以外は登るのが難しい山となっていますが周辺をハイキングしたりすることはできるのでスイスに来たらぜひ訪れてみてください!
モンブラン
モンブランはアルプス三大名峰(マッターホルン・モンブラン・ユングフラウ)として知られている高さ4809mのヨーロッパで二番目に高い山(ロシアのコーカサス地方にあるエルブルス山が1位)です。モンブランにはエギーユ・デュ・ミディ展望台という展望台がありレストランなどもあるそうです。アルプスの風景を見ながらご飯を食べるの、素敵ですね。
まとめ
友達がスイス好きでこの記事を書いてみたのですが、自分もスイス好きになってしまいました。特にマッターホルンの美しさ、少ない人口でありながら世界20位の経済大国となっている点に惚れました。行ってみたいものです。このブログでは世界の国や都市を中学生がが紹介するのでぜひ他の記事も見てみてください!
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