今日は韓国の首都であり最大都市のソウル特別市について紹介します。とても面白い都市なのでぜひ最後まで見ていってください!
目次
ソウルの基礎情報
ソウル特別市は朝鮮半島の真ん中あたり、軍事境界線から50キロの位置にある韓国の首都であり最大の都市です。ソウルの人口は1000万人、ソウル首都圏(都市圏)の人口は2600万人以上で国民の半分が暮らしていることになります。ソウルの周りには仁川広域市や水原市などの衛星都市もあります。
ソウルの歴史
古代ー中世
4世紀には百済が漢城を首都とし、ソウルは500年間百済の中心地として栄えました。
7世紀に新羅が半島を統一すると、漢城は漢陽郡に改称され、重要な都市として発展しました。
918年、高麗王朝が建国されると、漢陽郡は漢陽府に昇格し、王の副首都となりました。
10世紀後半、契丹の侵入により王都が開京に移転しましたが、12世紀後半には再び漢陽が副首都として栄えました。
1394年、朝鮮王朝が建国されると漢陽は漢城府に改称され、朝鮮王朝の首都となりました。
朝鮮王朝時代、漢城府は朝鮮半島の政治、経済、文化の中心地として発展しました。
漢城府には王宮である景福宮をはじめ、昌徳宮、宗廟、社稷壇などの建物が築かれました。
近現代
1910年、日韓併合により、漢城府は京城府に改称されました。
日本統治時代には、近代的な都市計画に基づいて都市改造が進められました。
朝鮮戦争中の1950年、ソウルは激しい戦火に見舞われ、大きな被害を受けました。
戦争後は急速に復興し、1967年にはソウル特別市に改称されました。
1988年にはソウルオリンピックが開催され、国際的な都市としての地位を確立しました。
ソウルの経済
ソウルは韓国の人口の半分が暮らす首都。そのため様々な産業が発展しています。韓国の経済をかなり牛耳る財閥の拠点もソウルにありますし人口が多い分サービス業も発展しています。ソウルは韓国の経済を引っ張っている存在です。一方で土地のに対して人口が多すぎるため住宅価格が尋常じゃない値段になっています。
韓国の財閥を紹介します!【韓国経済】ソウルの観光地
ロッテワールドタワー
ロッテワールドタワーは高さ556mで韓国一位、ビルとしては(電波塔を含まない)世界5位の高さの、ビルです。ロッテワールドタワーの展望台からはソウルの夜景を一望することができます。ロッテワールドタワーの下には、ロッテワールドという屋内遊園地があります。
広蔵市場(クゥアンジャンシジャン)
広蔵市場では韓国のグルメが楽しめます。屋台グルメを中心にキムチ、キンパ、チヂミ、ビビンバなどなどが楽しめます。さらにチマチョゴリ、高麗人参、韓国の工芸品のお店もありここにくればお土産が一通りそろうでしょう。僕はネットフリックスでこの市場のことを知りました。めっちゃ行ってみたい!
南山ソウルタワー
山の上に立つのが南山エリンギタワーの電波を支えるタワーです。このタワーの展望台もロッテワールドタワーと同様ソウルの夜景が楽しめます。タワーだけだと236メートルの高さですが、山も含めると高さは479mにもなるそうです。僕のお母さんが新婚の時ソウル旅行を夫婦でしたときは歩いて行ったそうですが、とてもきつかったそうです。体力に自信のある人以外はカカオタクシーなどのアプリを使って配車してもらったほうがいいかもしれません。カカオだとぼったくられない)。
明洞(ミョンドン)
明洞は韓国1の繁華街!明洞は日本でいう渋谷的な街です。おいしいグルメを楽しんだりショッピングを楽しむことができます!免税店もたくさんあるのでお土産を買うのにおすすめです!
梨泰院/ソウル
ドラマ梨泰院クラス」で有名なソウルの繁華街です。外国人が多く多国籍な料理が楽しめます。また、バーやパブなんかもあります。ソウルのナイトライフを楽しみたい方は訪れるべき場所です!
景福宮(キョンボックン)/ソウル
1385年から李氏朝鮮が使っていた宮殿。漢江の北にあり、大日本帝国時代は朝鮮総督府が置かれました。景福宮ではチマチョゴリをレンタルして宮殿内を巡るなどの楽しみ方もできます!景福宮の少し北には青瓦台(チョンワデ)という愛称の大韓民国大統領府が置かれていましたがユン政権になり大統領府の場所が変わったそうです。青瓦台は現在市民公園となったそうです。
北村韓屋村/ソウル
北村韓屋村は李氏朝鮮時代から残る韓国の伝統的な家屋「韓家」を見ることができます。北村と呼ばれるエリアには李氏朝鮮時代貴族や王族が住んでいました。古き良き韓国を味わえるスポットなのでぜひ訪れてみてください!
DMZ/ソウル
DMZは北朝鮮との国境(正式には軍事境界線という)の一般人立ち入り禁止区域(非武装地帯)のこと。もちろん一般人が許可なくDMZに入ることは禁止されていますがツアーに申し込むことで入ることができます。2023年の最初のころは上の写真のパンムンジョムの朝鮮戦争の休戦協定が結ばれた小屋に入ることができたのですが、2023年の夏、在韓米軍のキング二等兵という人が許可なく北朝鮮側に行ったことで今は中止されています。今は北朝鮮を望むことができる都羅展望台や北朝鮮が堀ったトンネルなどを見ることができます。都羅展望台からは北朝鮮の開城という都市(二枚目の写真)を見ることができます。
まとめ
ソウルは韓国を引っ張る存在ではあるものの住宅価格の高騰などはソウル市への人口集中が問題ですしそれによって出生率も0.72となっています。ソウル市の出生率は0.55。ソウルによって韓国はおかしくなってしまっているのかもしれません。このブログでは世界の国や都市を中学生が紹介するのでぜひ他の記事も見てみてください!
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