ソ連ってどんな国?歴史・経済・15の構成国を紹介します!

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今日はソ連(ソビエト社会主義共和国連邦)の歴史・経済・ソ連を構成していた15か国について紹介します。ソ連にロマンを感じる私が気合を込めて紹介するのでぜひ最後まで見ていってください!

目次

ソ連の基礎情報

首都モスクワ
人口2億8673万人(1989年ソ連国勢調査)
通貨ルーブル
言語ロシア語

ソ連の歴史

ロシア革命とソ連誕生

昼間の白い雲の下の白と茶色のコンクリートの建物

1894年、ロシア最後の皇帝(ツァーリ)ニコライ二世が即位する

専制政治への不満、劣悪な労働環境、経済格差の拡大、第一次世界大戦の敗戦により革命の機運が高まる

1917年にサンクトペテルブルクで二月革命がおこりニコライ二世が退位し臨時政府が樹立される

臨時政府の混乱に乗じて、ウラジーミル・レーニン率いるボリシェヴィキが蜂起し十月革命がおこる。

10月革命によって世界初の社会主義国、ソビエト社会主義共和国連邦が誕生する。

レーニン時代

ウラジーミル・レーニンのイラスト

1919年、コミンテルン(世界で革命起きてほしいなー的な組織)が創設される。

1921年新経済政策、NEP(資本主義を取り入れながら社会主義を目指すぜ)が導入され、一定の成果を上げる

1924年、レーニンが死亡し後継者争い(トロツキーが有力だった)が起きるもヨシフ・スターリンが指導者になる。

スターリン時代(1924年 – 1953年)

スターリン様式の建物

スターリンは五カ年計画(農産物を売って得たお金で工業化)によって急速な工業化を進める

五か年計画によりソ連は工業化するもウクライナでは飢餓(ホロドモール)が発生し400万から600万人が餓死する

人間不信のスターリンは最大で700万人以上を粛清したといわれているが、人数は論争となっている。

第二次世界大戦が勃発しソ連はドイツと独ソ不可侵条約を結ぶが、1941年にドイツに侵攻される

ドイツ軍はモスクワやレニングラード(サンクトペテルブルク)の門前まで迫るもソ連は追い返す

ソ連は1450万人の犠牲を出しながらドイツに勝利し東ドイツ、東ヨーロッパが共産化した。

1953年、スターリンがなくなりニキータ・フルシチョフが次の指導者となる

フルシチョフ時代(1953年 – 1964年)

白いコンクリートの建物

フルシチョフはスターリン時代の恐怖政治を批判し、政治犯の釈放や言論の自由化などの改革を進める

1960年代からソ連の住宅不足を改善するためフルシチョフカという画一的で無機質な集合住宅が建てられる

世界初の人工衛星、スプートニク1号が1957年打ち上げられ、アメリカを震撼(スプートニクショック)させる

1961年、ユーリ・ガガーリンが宇宙船ボストークに乗り世界初の有人宇宙飛行が行われ成功する

1962年、キューバ危機が起こりソ連とアメリカが核戦争の瀬戸際に立たされる

1964年、農業政策の失敗などから解任されレオニード・ブレジネフが次の指導者となる

ブレジネフ時代(1964年 – 1982年)

男のキス写真

ブレジネフの時代は停滞の時代と呼ばれており、経済は停滞しソ連の活力も下がった

社会主義国であった東欧のチェコで政治的、経済的に自由化する運動(プラハの春)が起こりソ連が侵攻する

アフガニスタン侵攻が1978年から始まったが泥沼化してしまい、国際社会でさらに孤立してしまう

1982年にブレジネフが死亡し、次にユーリ・アンドロポフやコンスタンティン・チェルネンコが指導者となるも、すぐ死ぬ

1988年、ミハイル・ゴルバチョフがソ連の指導者となる

ゴルバチョフ時代(1982年 – 1991年)

煙がたくさん出ている工場

1986年、ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所で事故が発生し放射線がヨーロッパにまき散らされる

ゴルバチョフは深刻な経済停滞や政治腐敗に対し、ペレストロイカ(市場経済導入や情報公開)を行う

ゴルバチョフはソ連を構成する国の権限を拡大するもソ連の力が弱まってしまう

ソ連の力が弱まり東欧の国々が共産主義をやめ、民主化する(東欧革命)

ソ連崩壊(1991年)

赤、黄、緑の旗

1991年ゴルバチョフに対しクーデターが発生(ソ連8月クーデター)するもボリス・エリツィンや市民の抵抗により失敗する

ゴルバチョフはクーデターにより影響力を失い1991年大統領を辞職した

東欧諸国で反共産主義の民主化革命(東欧革命)が起こり、さらにいくつかの共和国がソ連から脱退

ソ連は1991年12月26日に完全に崩壊、ロシア連邦が生まれボリス・エリツィンが大統領となる

ソ連の経済

お金の山の上に座っている赤いボタン

ソ連では計画経済という中央政府に管理・運営される経済体制が行われており、とても効率の悪い経済でした。工場や農場ではノルマがありノルマに達しなかった場合は罰せられた。そのため生産高をごまかしたり、ノルマに達しているため工場への投資をリスクを恐れてしなかったりしていました。まあとにかく効率が悪かったということです。しかしソ連は強制労働、豊かな資源、高い技術力によって世界三位のGDPを持ちました。

ソ連の15の構成国

人口のデータは2024年のものです。

ロシア

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ロシアはソ連の首都モスクワのあるソ連の中心国です。人口は1億4395万人で、世界で一番大きな面積を誇っています。ロシアは9世紀に成立したキエフ公国を起源とし、その後モスクワ公国、ロシア帝国、ソビエト連邦を経て、1991年に誕生しました。長い歴史の中で、様々な民族や文化が混ざり合い、独特な文化を発展させてきました。ソ連時代の国の名前はロシア・ソビエト社会主義共和国です。

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ウクライナ

夜間の白と緑の塔

ウクライナは人口3768万人のソ連第二の人口を誇っていた国です。ウクライナは、ロシアに次いでヨーロッパ最大の国土を持ち、肥沃な黒土地帯が広がる農業大国です。小麦、ひまわり、テンサイなどの生産量が多く、「ヨーロッパの穀倉地帯」と呼ばれています。スターリン時代はウクライナで生産された作物をすべて五か年計画のために海外へ売られ、飢餓(ホロドモール)により400~600万人がなくなりました。ソ連時代の国の名前はウクライナ・ソビエト社会主義共和国です。

ベラルーシ

昼間の白い雲と青い空の下に白と茶色のコンクリートの建物

ベラルーシは人口945万人のウクライナの北にある国で首都はミンスク。ベラルーシでは、アレクサンドル・ルカシェンコ大統領による強権的な政治体制が続いていて「ヨーロッパ最後の独裁国家」と呼ばれています。首都のミンスクはソ連感のある街です。ソ連時代の国の名前は白ロシア・ソビエト社会主義共和国です。

モルドバ

白と茶色のコンクリートの建物

モルドバはウクライナの南に335万人の国で首都はキシナウです。モルドバは、ヨーロッパでもっとも貧しい国とされています。経済は主に農業に依存しており、ワイン、果物、穀物などが主要な輸出品目です。文化的にはルーマニアの影響が強く公用語もルーマニアです。ソ連時代の国の名前はモルダヴィア・ソビエト社会主義共和国です。

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エストニア

曇り空の下、雪に覆われた茶色、白、灰色のコンクリートの城

エストニアはバルト三国(エストニア・リトアニア・ラトビア)の一つで人口は131万人。首都のタリンは、中世の街並みが残る旧市街が世界遺産に登録されています。エストニアは近年、IT国家としても注目を集めており、電子投票制度やオンライン行政サービスなど、先進的な取り組みを進めています。ソ連時代の国の名前はエストニア・ソビエト社会主義共和国です。

ラトビア

灰色のコンクリートの家の区画

ラトビアはバルト三国(エストニア・リトアニア・ラトビア)の一つで人口は181万人。首都リガは、中世の面影を残す旧市街が世界遺産に登録されており、アールヌーボー様式の建築物も見どころの一つです。ラトビアもエストニアと同じくIT産業が盛んです。ソ連時代の国の名前はラトビア・ソビエト社会主義共和国です。

リトアニア

昼間の高層ビル

リトアニアはバルト三国(エストニア・リトアニア・ラトビア)の一つで人口は269万人。首都はビリニュス。リトアニアには美しい歴史ある街並みや自然、文化が残っており観光地としても人気の国となっています。リトアニアもエストニアやラトビアと同じくIT産業が進んでいます。バルト三国すごいですね。ソ連時代の国の名前はリトアニア・ソビエト社会主義共和国です。

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ジョージア(グルジア)

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ジョージア(ロシア語ではグルジア)は、ユーラシア大陸のコーカサス地方に位置する、黒海とカスピ海に挟まれた小国です。人口は371万人で首都はトビリシ。ジョージアは、4世紀にキリスト教を国教として採用した世界で2番目に古いキリスト教国です。ジョージアには数多くの教会や修道院が点在し、そのいくつかは世界遺産にも登録されています。ソ連時代の国の名前はグルジア・ソビエト社会主義共和国です。

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アルメニア

日中の都市の建物の航空写真

アルメニアはジョージアと同じコーカサス地方に位置している国で人口は277万人で首都はエレバン。アルメニアは世界で最初にキリスト教を国教にした国で数多くの修道院や教会があります。上の写真に見える山はアララト山といってアルメニア民族のシンボルとなっています。ソ連時代の国の名前はグルジア・ソビエト社会主義共和国です。

アルメニアってどんな国?歴史・経済・観光スポットを紹介します!【2024年】

アゼルバイジャン

city skyline under blue sky during daytime

アゼルバイジャンはジョージアやアルメニアと同じコーカサス地方に位置している国で人口は1045万人で首都はバクー。アゼルバイジャンは、豊富な石油・ガス資源を擁する産油国です。近年は経済成長が著しく、インフラ整備や観光業の発展にも力を入れています。バクーにはモダンなビルや歴史ある街並みがあり観光客も増えています。ソ連時代の国の名前はアゼルバイジャン・ソビエト社会主義共和国です。

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カザフスタン

噴水のある街のスカイライン

カザフスタンは、中央アジアに位置する世界第9位の広大な国土を持つ内陸国です。西はカスピ海、北はロシア、東は中国、南はキルギス、ウズベキスタン、トルクメニスタンと国境を接しています。人口は1982万人で首都はアスタナです。アスタナはアルマトイから遷都された計画都市です。カザフスタンは近年。豊富な資源を生かして大きな経済成長を遂げています。ソ連時代の国の名前はカザフ・ソビエト社会主義共和国です。

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ウズベキスタン

青いドームが上にある大きな建物

ウズベキスタンはウズベキスタンは、中央アジアに位置する内陸国です。人口は3567万人で首都はタシュケントです。ウズベキスタンは、古くからシルクロードの交易拠点として栄えてきました。そのため、イスラム教、ペルシャ文化、中国文化など様々な文化が混在しています。古都のサマルカンドには美しいモスクがたくさんありレギスタン広場はサマルカンドやウズベキスタンのシンボルとなっています。ソ連時代の国の名前はウズベク・ソビエト社会主義共和国です。

ウズベキスタンってどんな国?歴史経済観光スポットを紹介します!

タジキスタン

日中の水域近くの灰色の岩山

タジキスタンは、中央アジアに位置する内陸国です。人口は1033万人で首都はドゥシャンベです。タジキスタンの国土の約9割が山岳地帯で、平均標高は3,000メートルを超えます。そのためタジキスタンは世界一平均標高の高い国となっています。タジキスタンは中央アジアの中では一番貧しい国となっていますが、まだまだ発展するでしょう。ソ連時代の国の名前はタジク・ソビエト社会主義共和国です。

トルクメニスタン

雪景色の山

トルクメニスタンは、中央アジア南西部に位置する内陸国です。人口は659万人で首都はアシガバートです。トルクメニスタンは中央アジアの北朝鮮と呼ばれておりグルバングル・ベルディムハメドフによる厳しい情報統制が行われています。トルクメニスタンは天然ガスがたくさん採れるためお金がたくさんあります。首都アシガバートは初代大統領の趣味で作られた真っ白な大理石の町が広がっています。超絶癖のある国です。ソ連時代の国の名前はトルクメン・ソビエト社会主義共和国です。

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キルギス

白と茶色のコンクリートの建物

キルギスは中央アジアに位置している国で人口は683万人。首都はビシュケクです。キルギスの国土の9割が標高1500メートルを超える山岳地帯で、天山山脈が南北を貫き、中央アジアのスイスと呼ばれるほど雄大な自然が広がります。首都ビシュケクには、ソ連時代の面影を残す建築物が独特な雰囲気を醸し出しています。ソ連時代の国の名前はキルギス・ソビエト社会主義共和国です。

まとめ

ソ連のような共産主義国がこれから生まれる可能性はとても低いと思います。だからこそソ連は興味深い国だしロマンのある国だと思います。それにしてもスターリンの恐怖政治、恐ろしいですね。ソ連から独立した国々の発展も楽しみです。このブログでは世界の国や都市を中学生が紹介するのでぜひ他の記事も見てみてください!

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