今回はインド第六の都市、ハイデラバードを紹介します!ぜひ最後まで見ていってください!
目次
ハイデラバードの基礎情報
ハイデラバードはインド中南部のテランガーナ州の州都で都市圏人口が1100万人を超えるインド第七の都市です。ハイデラバードでは、テルグ語が一番多く次いでウルドゥー語、ヒンディー語が多いそうです。まあインドのどの地域でも基本英語は通じますが。
ハイデラバードの歴史
ハイデラバードの地域は古代、サタヴァーハナ朝、イクシュヴァーク朝、カカティヤ朝などが統治をしていました。
16世紀になると、ムガル帝国がこの地域を征服しました。ムガル帝国の皇帝アクバルは、この地に「バグナガル」という名前の都市を建設しました。バグナガルは「庭園都市
1724年、ムガル帝国の副王であったアーサフ・ジャー1世が独立を宣言し、ハイデラバード藩王国を建国しました。ハイデラバード藩王国は、ニザーム家と呼ばれる王族によって統治されました。
ニザーム家は、インドで最も裕福な王族の一族でした。彼らは、ゴルコンダのダイヤモンド鉱山などの莫大な富を所有していました。
ハイデラバード藩王国は、文化的に非常に栄えた時代でした。ニザームは、芸術、建築、学問を奨励しました。そのためハイデラバード王国では文化が発達しました
1948年、ハイデラバード藩王国はイギリスから独立したてのインドに併合されました。ハイデラバードはインドの主要な都市として発展しました。
ハイデラバードの経済
ハイデラバードはインド政府による「ビズネスのしやすい都市ランキング」で毎年上位にランクされています。ハイデラバードでは製薬、IT産業が盛んです。ハイデラバードのあるテランガーナ州は、製薬分野でインドの生産の約3分の1を占めているそうです。
ハイデラバードの観光地
チャールミナール
チャールミナールはハイデラバードのシンボルとなっている巨大なもんです。チャールミナールとは「4つの尖塔」という意味があるそうです。1591年にゴンダール国王ムハンマド・クリー・クトゥブ・シャーによって建設されたと伝えられていますが、なんのための施設なのかは謎なんだそうです。
ゴールコンダ要塞
ゴールコンダ要塞は、ハイデラバード西部の町ゴールコンダにそびえる巨大な要塞です。1518年にゴールコンダ王国が成立した際、小さな砦だったものをお城として拡張したのがゴールコンダ要塞の始まりです。今は廃墟となってしまいましたが、複雑に折れ曲がる城壁や、巨大な城門などが残っていて見どころがたくさんあります。
チョウマハラ宮殿
チョウマハラ宮殿は、ゴールコンダ王国の滅亡後に成立したニザーム王国の王宮です。1750年に建設がスタートし、完成したのは19世紀後半といわれています。インドで巨万の富を得ていたニザーム王国の繁栄がうかがえる外観や内観は壮豪華絢爛で見ごたえがあります。
まとめ
インドの都市はどこも将来性がとてもあるなと思いました。ムンバイやデリーなどにはない良さがハイデラバードにはあると思うのでぜひ行ってみてください!このブログでは世界の国や都市、日本の街を紹介するので他の記事もぜひ見てみてください!
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