今日は、東ヨーロッパの国ブルガリアを紹介します。ブルガリアヨーグルトとして聞いたことがあるものの国については知らない人が多いと思うのでわかりやすく解説します。
目次
ブルガリアの基礎情報
首都 | ソフィア |
人口 | 663万人(2024) |
通貨 | レフ |
言語 | ブルガリア語 |
ブルガリアの歴史
古代
紀元前6世紀頃:トラキア人が現在のブルガリア地域に居住する。
紀元前343年:マケドニア王アレクサンドロス大王がトラキア征服する。
紀元後46年:ローマ帝国がトラキアを征服する。
681年:ドナウ川を渡ったブルガール人がスラヴ人と融合し、第一次ブルガリア帝国を建国あうえう。
中世
864年:キリルとメトディウス兄弟がスラブ文字を創案。
927年:ブルガリア正教会が独立。
1018年:ビザンツ帝国が第一次ブルガリア帝国を征服。
1185年:アセン・ペタル兄弟が反ビザンツ蜂起を起こし、第二次ブルガリア帝国を建国する。
1235年:ブルガリア正教会が独立を回復。
1393年:オスマン帝国が第二次ブルガリア帝国を征服する。
近世
1762年:パイスィイ・ヒレンダルスキーがブルガリア民族復興運動を始める。
1876年:オスマン帝国に対して4月蜂起が勃発する。
1877-78年:露土戦争(ロシアVSオスマン)が勃発しオスマンを追い出す。
1878年:ベルリン条約により、ブルガリア公国が成立。
1908年:ブルガリア княжествоが独立を宣言し、ブルガリア王国となる。
1912-13年:バルカン戦争が起こる。
1914-18年:第一次世界大戦が勃発し同盟国側に付き敗北する。
1946年:共産主義が入ってきてブルガリア人民共和国が成立。
現代
1989年:ベルリンの壁が崩壊し共産社会が危うくなる。
1990年:ブルガリア人民共和国が崩壊し、ブルガリア共和国となる。
2004年:ブルガリアがNATOに加盟する。
2007年:ブルガリアがEUに加盟する。
ブルガリアの経済
ブルガリアのGDPランキング(2024)は68位で、ブルガリアはウズベキスタンやグアテマラと同じくらいの経済規模があります。ブルガリアの主な産業は農業、工業です。ブルガリアはかつてソ連の衛星国として共産主義国だったため経済はあまり発達していませんでしたが最近では大きな経済成長をしています。
ブルガリアの観光地
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂は、ブルガリアの首都ソフィアにあるブルガリア正教の大聖堂です。この大聖堂はネオビザンティン様式というイスタンブールでも見られる建築様式で建てられており金色のドームが特徴的です。西ヨーロッパとは違う不運息のある正教会の建築はエキゾチックさもあり素敵です!
リラ修道院
リラ修道院は、ソフィアから南へ117キロ離れた山の中にある修道院です。この修道院は14世紀からブルガリア正教の信仰の中心地として発展してきたそうで、ブルガリア最大の修道院となっています。山の中にある修道院って、物語に出てきそうでロマンがありますね。
聖ネデリャ教会
聖ネデリャ教会は、首都ソフィアの中心部にある教会です。教会は何度も破壊と修復を繰り返しており数百年の歴史があります。現在の聖ネデリャ教会は1933年に修復されたものなんだそうです。
国立文化宮殿
国立文化宮殿は東欧エリア最大規模のコンベンションセンター(会議や展示会を行う施設)で頻繁に様々なイベントが行われています。国立文化宮殿は、共産主義時代に建てられた(名前だけでもわかるよね)建物でかつての雰囲気も感じさせます。こういう建物好きなので見てみたいです。
イヴァン・ヴァゾフ国立劇場
イヴァン・ヴァゾフ国立劇場は、ソフィアにある大きな劇場です。イヴァン・ヴァゾフとは、ブルガリアの国民的作家であるイヴァン・ヴァゾフから名付けられています。1906年に建設されたこの劇場には、大型ステージや商工ホールがあり市民の憩いの場にもなっています。
アクセス
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まとめ
ブルガリアはヨーグルトのイメージでしたが、結構大変な歴史を歩んでいたのと意外と重厚感のある街なんだなと思いました。東ヨーロッパの街並みかっこよくて大好きです。このブログでは世界の国や都市を紹介するのでぜひ他の記事も見てみてください!
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