ポーランドは東欧の代表的な国です。この記事ではポーランドの歴史・経済・観光スポットを紹介します。
今回はポーランドについて解説するよ!
先生!ポーランドとモナコとインドネシアの国旗の違いがわかりません!
マジ共感
目次
ポーランドの基礎情報
首都 | ワルシャワ |
人口 | 3775万人 |
言語 | ポーランド語 |
通貨 | ズウォティ |
ポーランドの歴史
古代から中世
ポーランドには、紀元前1万年頃から人類の居住が始まったと考えられています。6世紀頃にはスラヴ系の民族が定住し、9世紀頃にはポーランド王国が建国されました。
10世紀から12世紀にかけて、ポーランドは東欧の強国として繁栄しました。12世紀にはカトリック教会が布教されました
近世
14世紀から16世紀にかけて、ポーランドはリトアニア大公国と合同して、ポーランド・リトアニア共和国を形成しました。この時期のポーランド・リトアニア共和国は、東欧最大の国家として繁栄し、ヨーロッパの政治・経済・文化の中心地の一つとなりました。
しかし、17世紀から18世紀にかけて、ポーランド・リトアニア共和国は衰退してしまいました。17世紀にはスウェーデンとの戦争で敗北し、18世紀にはロシア・オーストリア・プロイセンの三国によって分割されました。
近代
19世紀から20世紀にかけて、ポーランドは独立回復のために数々の独立運動を起こしたが、いずれも失敗に終わりました。
第一次世界大戦の終結後、1918年にポーランドは独立を回復し、ポーランド第二共和国が成立した。しかし、第二次世界大戦の勃発により、ポーランドは再びドイツとソ連に分割されました。。
現代
第二次世界大戦後、ポーランドはソ連の衛星国として有名になりました。1989年の東欧革命によって民主化を果たし、現在は中欧の民主主義国家として繁栄しています。
ポーランドの経済
ポーランドGDPは6794億$で世界22位で台湾(21位)やアルゼンチン(23位)と同じくらいの経済規模です。主な産業はサービス業、工業、農業で工業は主に自動車に関連するものを生産しているそうです。
ポーランドのおすすめ観光地
旧市街市場広場・ワルシャワ
この広場はワルシャワ旧市街の見どころとなるスポットです。第二次世界大戦で破壊された街を市民が頑張って復元したそうです。何度も他国から侵略されたポーランドのアイデンティティが感じられるスポットです。
ショパン博物館・ワルシャワ
ショパン博物館は聖十字協会にある博物館で聖十字協会には、ショパンの心臓が埋められています。教会自体もとても美しく価値のある建物なので絶対に訪れたいスポットです。
ヴァヴェル城・クラクフ
クラクフはポーランド南部のかつてポーランドの首都だった都市です。中心部のクラクフ旧市街は1978年、世界遺産に登録されました。そんなクラクフ一番の観光地はヴァヴェル城です。ヴァヴェル城は、14世紀から丘に建つ歴史ある城でとてもカッコいいお城です!
ヴィエリチカ岩塩坑
クラクフの近くには、世界遺産の「ヴィエリチカ岩塩坑」があります。この岩塩坑は地中約330mの深さまで掘られており、世界最古でありながら現役の採掘場です。101mには聖キンガ礼拝堂という礼拝堂があります。ヴィエリチカ岩塩坑の数ある見どころのうち、この礼拝堂は特に素晴らしいそうです。すべてが塩でできているそうで、シャンデリアも塩の結晶でできているというから驚きです
アウシュビッツ強制収容所
アウシュビッツ強制収容所は、第二次世界大戦中ナチスドイツにより迫害されたユダヤ人の強制収容所です。収容所内では使えない人材はガス室で殺され、使える人材はぎりぎりの生活の中で過酷な労働をさせられるなどの非人道的なことが行われていました。アウシュビッツ強制収容所では、100万人近いユダヤ人が殺されました。戦争の悲惨さ、ユダヤ人へのひどい扱いを知ることができます。ポーランドに来たら絶対に訪れてほしいスポットです。
まとめ
ポーランドは、東欧の中でも魅力的な国です。ヨーロッパに来たならイタリアやフランスだけでなくこのような東欧の国に来るのはいかがでしょうか。このブログでは世界の国や都市を中学生が紹介するのでぜひ他の記事も見てみてください!
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