今日はフランス第二の都市、マルセイユについて紹介します。興味深い歴史があったり素敵な観光地のある街なのでぜひ最後まで見ていってください!
目次
マルセイユの基礎情報
マルセイユはフランス南部、地中海に面するプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏の首府で人口163万人を誇るフランス第二の都市です。マルセイユはフランス最大の港湾都市として知られています。
マルセイユの歴史
古代・中世
紀元前:小アジアから来た古代ギリシアの一民族であるポカイア人が、マルセイユの基礎となる植民都市マッサリアを築く。
紀元前2世紀:ローマ共和国に征服され、ローマ帝国の一部となる。
ローマ帝国の衰退とともに、西ゴート族、フランク族、アラブ人などの支配を受ける。
12世紀:プロヴァンス伯領の一部となる。
13世紀:神聖ローマ帝国皇帝フリードリヒ2世の庇護を受け、再び貿易都市として繁栄する。
近代ー現代
15世紀:フランス王国に併合される。
17世紀:フランス植民地帝国の拠点として発展し、インドやレバントとの貿易で栄える。
18世紀:マルセイユペストと呼ばれる大規模なペスト流行が発生し、多くの人命が失われる。
19世紀:フランス革命とナポレオン戦争の影響を受け、一時的に衰退する。
19世紀後半:産業革命により再び繁栄し、フランス有数の工業都市となる。
20世紀:第二次世界大戦中にドイツ軍に占領される。
戦後:フランス第三共和国の主要都市として復興を遂げる。
現在:フランス第2の大都市であり、地中海文化の中心地として国際的な地位を確立している。
マルセイユの産業
マルセイユでは物流業、工業、観光業が盛んです。マルセイユはフランス最大の港を持っており地中海貿易の拠点となっています。また物流が栄えているということで石油化学、食品などの工業も栄えています。マルセイユはフランスの中でも特に美しい街として観光業も盛んです。
マルセイユの観光地
マルセイユ大聖堂
マルセイユ大聖堂は19世紀後半にビザンチン様式(ドームなどを用いる)を用いて建てられたローマカトリック教会です。マルセイユ大聖堂の高さは142メートルもあり待ちのいたるところから見ることができます。
ノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院
ノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院は丘の上にあるカトリック大聖堂です。鐘楼の上には、黄金に光り輝く聖母マリア像が設置されています。大聖堂の中にはモザイク画(そういう技法)などがあり荘厳な雰囲気です。
マルセイユ旧港
旧港は、港湾都市として長い歴史を持つマルセイユの歴史的な港です。旧港には多くのヨットやボートが停泊していて奥の美しい街並みとヨットがとても絵になりますね。フランス料理を楽しめるレストランなんかもあるのでぜひ行ってみてください!
シャトー・ディフ
シャトーディフはマルセイユの海に浮かぶイフ島にある城塞です。1524年に建造され牢獄として利用されました。 アレクサンドル・デュマ・ペールの小説「モンテ・クリスト伯」の舞台としても知られています。そんな小説初めて聞きました。
ヨーロッパ・地中文明博物館
ヨーロッパ・地中文明博物館は、地中海の歴史や文化に関する展示が行われている博物館です。この特徴的なデザインを手がけたのは、建築家のルディ・リチョッティという人だそうです。素敵な展示がたくさんあるそうなのでぜひこの博物館にも訪れてみてください!
まとめ
マルセイユは気候、建物、歴史などとても素敵な街だと思いました。個人的にはパリよりも好きなフランスの都市です。まあ私あまりフランスは好きでは無いですが。このブログでは世界の国や都市を中学生が紹介するのでぜひ他の記事も見てみてください!
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