マルタってどんな国？歴史や観光スポットを紹介します！

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マルタは地中海に浮かぶ島。いまも残る中世の街並みと美しいリゾートで有名です！マルタは私の友達も好きな国です！この記事ではそんなマルタの歴史・観光スポットを紹介します！

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マルタの基礎情報

首都	バレッタ
人口	53万人
通貨	ユーロ
言語	マルタ語・英語

マルタの歴史

古代

マルタ島の歴史は非常に古く、人類が最初にマルタ島に入植したのは紀元前5,900年前頃でした。マルタに最初に入植した人々は主に農耕民族で島で土地を耕し農耕を営みました。しかし農業によってマルタの土壌が悪化し、生活できる環境でなくなり放棄されました。

その後、紀元前3500年頃に、フェニキア人がマルタ島に定住しました。フェニキア人は、マルタ島を地中海貿易の拠点として利用しました。

紀元前264年から紀元前146年までのポエニ戦争では、マルタ島はカルタゴの支配下に置かれました。カルタゴは、マルタ島を海軍基地として利用しました。

紀元前146年、カルタゴはローマに敗北し、マルタ島はローマの属州となりました。ローマは、マルタ島を農業や貿易の拠点として発展させました。

中世

476年に西ローマ帝国が崩壊すると、マルタ島はヴァンダル人、東ローマ帝国、アラブ人などの支配を受けました。

1090年、ルッジェーロ1世がマルタ島を征服し、ノルマン人の支配下に置かれました。ノルマン人は、マルタ島に城や教会を建て、マルタ島の経済や文化の発展に貢献しました。

1282年、マルタ島はシチリア王国の支配下に置かれました。シチリア王国は、マルタ島を海軍基地として利用しました。

近世

1530年、マルタ島は聖ヨハネ騎士団の支配下に置かれました。聖ヨハネ騎士団は、オスマン帝国との対抗に備えて、マルタ島に要塞を築き、マルタ騎士団国家を築き上げました。

1565年、オスマン帝国がマルタ島を攻撃しましたが、聖ヨハネ騎士団はこれを撃退しました。この勝利は、ヨーロッパの歴史において重要な出来事とされています。

1798年、ナポレオン・ボナパルトがマルタ島を占領しました。しかし、ナポレオンの敗北後、マルタ島は再びイギリスの支配下に置かれました。

近代

1814年、マルタ島はイギリスの植民地となりました。イギリスは、マルタ島を地中海の要衝として利用しました。

1964年、マルタ島はイギリスから独立し、マルタ共和国ができました。

ヨーロッパの歴史は長いなあ～。

マルタの観光スポット

バレッタ地区

バレッタ地区はマルタの首都バレッタの旧市街。迷路のような道、マルタストーンといわれるはちみつ色の石が使われた建物など中世のような街並みを楽しめます！バレッタ市はその美しさや歴史的価値から世界遺産に登録されています。

聖ヨハネ大聖堂

マルタには多くの教会がありますがとくに有名なのがこの聖ヨハネ大聖堂。中はシンプルな外観からは想像がつかないほどきらびやかな装飾なんだそう。本堂の床には大理石で作られた騎士団の墓があるそうです。そのため、ハイヒールでの入場は禁止されているので気を付けてください。聖ヨハネ大聖堂ではイタリアの有名画家、ガラバッジョの対策「洗礼者ヨハネの斬首」の作品を見ることができます。とにかくすごい教会なんです。