モルドバってどんな国?歴史・経済・観光スポットを紹介します!【2024年】

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今日は東欧に位置していてヨーロッパ最貧国ともいわれているモルドバ共和国について紹介します。ぜひ最後まで見ていってください!!

目次

モルドバの基礎情報

首都キシナウ
人口332万人(2024年)
通貨モルドバ・レウ
言語ルーマニア語

モルドバの歴史

古代中世

紀元前5世紀頃:ダキア人が現在のモルドバに居住する

106年:ローマ帝国がダキアを征服する

6世紀:スラヴ人がモルドバに定住する

1359年:モルダヴィア公国が建国される

1457年:シュテファン大公即位(~1504年)、モルダヴィア公国の最盛期

1512年:オスマン帝国の宗主権下に

近代

1792年:ヤシ条約によってトランスニストリア地域がオスマン帝国からロシアに割譲される

1806年:露土戦争が終わりブカレスト条約によってモルドバの大部分がロシアになる

1918年:ルーマニアがベッサラビアを占領する(1920年、パリ条約によりルーマニアの領有を承認)

1940年:ソ連がベッサラビアを占領し、モルダヴィア・ソヴィエト社会主義共和国を創設する

現代

1991年8月27日:ソ連が崩壊しモルドバ共和国として独立する

1991年12月21日:独立国家共同体創設協定議定書に署名

1992年:沿ドニエストル共和国(モルドバの一部)とトランスニストリア紛争が起こる

2001年~2009年:親露の共産党が政権を担う

2009年以降:欧州統合路線を目指す政党が政権を握る

2019年:親欧州派のマイア・サンドゥ氏が大統領に就任

2022年:ロシアによるウクライナ侵攻を受け、多くのウクライナ難民を受け入れる

モルドバの経済

丸い紫色の果実

モルドバのGDPランキングは131位で北マケドニア(130位)やマダガスカル(131位)と同じくらいの順位です。モルドバは旧ソ連構成国であること、沿ドニエストルとの戦争があったことなどからいまだに貧しい国でヨーロッパ最貧国とも言われています。モルドバの産業は農業や軽工業で黒土に恵まれた肥沃な大地で小麦、とうもろこし、ひまわり、ブドウなど育てています。モルドバではワインの生産が盛んです。

モルドバの観光地

ナステレア大聖堂

昼間の青空に浮かぶ白と緑のドームビル

ナステレア大聖堂はキシナウ教会ともいわれている教会です。ナステレア大聖堂は1830年に建てられましたが第二次世界大戦で破壊されたり共産党によって壊されるなど波乱万丈な歴史を歩んできました。西ヨーロッパにあるようなどでかい教会ではありませんが味のある雰囲気で素敵です。

勝利の門

勝利の門はキシナウにある凱旋門。勝利の門は、パリのような大きな凱旋門ではなく小さめのこじんまりとした凱旋門です。勝利の門は1846にロシアのトルコからの勝利をたたえるために建てられました。

ミレスチ・ ミーチ

ファイル:Caves Milestii Mici Moldavie.jpg
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Caves_Milestii_Mici_Moldavie.jpg

ミレスチ・ ミーチはワインがたくさん生産されるモルドバにあるワイナリーです。ミレスチ・ ミーチのワインコレクションは世界最大規模ということでギネス記録にも載っています。

ティラスポリ

昼間の道路を走る赤と白のバス
一番左の像は今や絶滅危惧種となったレーニン像

ティラスポリは自称独立国家、沿ドニエストル共和国の首都です。沿ドニエストル共和国はソ連をいまだに引きずっている面白い国です。そんな面白い国の首都はソ連感満載の僕によってドストライクの都市です。旧ソ連構成国でも見ることのなくなったレーニン像が残っていたり共産主義観の強い看板だったりがあります。

まとめ

モルドバはソ連感の残る面白い国でいた。大人になったらモルドバのワインも飲んでみたいです。このブログでは世界の国や都市を中学生が紹介するのでぜひ他の記事も見てみてください!

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