今日は、東ヨーロッパの国モンテネグロを紹介します!ぜひ最後まで見ていってください!
目次
モンテネグロの基礎情報
首都 | ポトゴリツァ |
人口 | 62万人(2024) |
通貨 | ユーロ |
言語 | モンテネグロ語 |
モンテネグロの歴史
古代~中世
紀元前9世紀頃:モンテネグロにはイリュリア人が居住していた
紀元前168年:モンテネグロはローマ帝国の支配下に入る
395年:東ローマ帝国(ビザンチン帝国)の一部となる
9世紀:ブルガリア帝国の支配下に入る
11世紀:セルビア王国の一部となる
近世
14世紀:オスマン帝国に侵攻される
1516年:オスマン帝国の支配下に入る
1852年:ツェティニェを首都とするモンテネグロ公国が独立
1878年:ベルリン条約により国際的に独立が承認される
1910年:ニコラ1世が王位に就き、モンテネグロ王国となる
現代
1918年:第一次世界大戦後、ユーゴスラビア王国の一部となる
1941年:第二次世界大戦中、イタリアに占領される
1945年:ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の一部となる
1992年:ユーゴスラビア社会主義連邦共和国が解体される
2003年:セルビア・モンテネグロ共和国を形成
2006年:モンテネグロは国民投票 でセルビアからの独立を選択する
2006年:6月3日、モンテネグロ共和国として独立した
モンテネグロの経済
モンテネグロは世界GDPランキング(2024)で149位でモルディブや南スーダンと同じくらいの経済規模があります。一人当たりGDPだと世界61位で、トリニダード・トバゴやモーリシャスと同じくらいです。微妙すぎます。モンテネグロの主要な産業は農業、製造業、観光業です。モンテネグロは美しいアドリア海に面しているためヨーロッパのリゾート地として人気です。
モンテネグロの観光地
モンテネグロの美しい都市や島を紹介します。
コトル
コトルは首都ポトゴリツァから車で1時間半ほどの位置にある世界遺産の街です。コトルは城塞都市として有名で、昔からある城壁や聖トリプン大聖堂という1160年からある教会などがあります。アドリア海、美しい山々と歴史ある城塞、とてもロマンがありますよね。こんな街で何日か過ごしてみたいものです。
ペラースト
ペラーストは、コトルからタクシーで行くことのできる街です。街の沖には岩礁の聖母教会と聖ジョージ島(上の写真)が浮かんでいます。のどかで美しい街なのでコトルに来たついでにでも行ってみてください!
ツェティニェ
ツェティニェは、モンテネグロの古都です。ツェティニェは15世紀から首都がポトゴリツァに移るまでモンテネグロの首都で、首都の頃から残る遺跡があります。あまり、派手さはありませんが東ヨーロッパの田舎ということで行ってみるのもありかもしれません。
ブドヴァ
ブドヴァは、モンテネグロ観光の定番の町。美しいアドリア海や、江ノ島のような場所にある城壁に旧市街などたくさんの観光スポットがあります。ブドヴァはリゾート地になっているため夏になると多くの観光客で賑わいます!
スヴェティスティファン島
スヴェティスティファン島はブドヴァから約五キロメートル離れたところにあるニッチなリゾート地です。スヴェティスティファン島にはかつて人が住んでいましたが現在では豪華ホテルとなっており高級リゾート地となっています。モンテネグロは江ノ島みたいなところが多いですね。洒落てます。
ヨーロッパ1みにくい首都!?ポトゴリツァってどんな街?
ポトゴリツァは人口13万人のモンテネグロの首都でかつ最大都市です。そんなポトゴリツァはヨーロッパ1醜い首都とも呼ばれています。ポトゴリツァは、ユーゴスラビア時代チトーグラードと呼ばれていて2006年にモンテネグロがセルビアから独立した際に首都となりました。
ポトゴリツァは、第二次世界大戦で激戦が繰り広げられた場所にあり歴史的な建築は全て破壊されてしまいました。大戦後ユーゴスラビアのポトゴリツァには共産主義感漂う無機質な建物がたくさん建てられました。このことからポトゴリツァは、ヨーロッパ1醜い首都と呼ばれるようになったのです。アドリア海に面した美しい都市からポトゴリツァにやってきた観光客は驚くでしょうね。
まとめ
モンテネグロは美しい歴史ある街やリゾート地から、共産主義感漂う首都のあるユニークな国だと思いました。僕は、ヨーロッパの派手すぎない街並みも、共産主義の街の雰囲気も好きなのでモンテネグロドストライクです。ぜひ行ってみてください!このブログでは世界の国や都市を紹介していくのでぜひ他の記事も見てみてください!
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