今日はバルト三国の国、リトアニアについて紹介します。旧ソ連構成国にもかかわらず美しい街並みが残っていて、また経済発展を遂げた面白い国なのでぜひ最後まで見ていってください!
目次
リトアニアの基礎情報
首都 | ビリニュス |
人口 | 2929万人 |
通貨 | ユーロ |
言語 | リトアニア語 |
リトアニアの歴史
13世紀にミンダウガス王によってリトアニア大公国が建てられる
14世紀にゲディミナスがリトアニア大公国の領土がベラルーシやウクライナまで拡大する
16世紀後半、リトアニア大公国ポーランド王国との連合国家であるポーランド・リトアニア共和国が成立する
1772年、ロシア帝国の第一次ポーランド分割によってポーランド・リトアニアの領土の3分の1を失う
1795年の第三次ポーランド分割によって現在のリトアニアの大部分がドイツ帝国になる
第1次世界大戦がはじまると1915年にドイツ帝国に支配される
ロシアで社会主義革命がおこり、ソビエト社会主義共和国連邦が生まれる
第二次世界大戦がおこるとリトアニアはソ連の支配下となり、リトアニア・ソビエト社会主義共和国が生まれる
1991年、ソ連崩壊とともにリトアニア共和国として独立する
2004年、リトアニアはEUに加盟した
リトアニアの経済
リトアニアでは農業、林業、ICT産業が盛んです。バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)ではICT産業が盛んでリトアニアでも国がICT産業に力を入れています。リトアニアは旧ソ連構成国で効率の悪い産業や経済なのかなと思っていましたが予想とは真逆でびっくりしました。
リトアニアの観光地5選
ビリニュス旧市街
ビリニュス旧市街はリトアニアの首都ビリニュスにある世界遺産の旧市街です。ビリニュス旧市街を訪れるとまるで中世に来たかのような建物が広がっており路地やかわいい建物を見ることができます。リトアニアに来たらぜひ訪れてみてください!
ヴィリニュス大聖堂
ヴィリニュス大聖堂は、バロック様式の教会です。この大聖堂の正式名称はヴィリニュスの聖スタニスラウスと聖ラディスラウスの大聖堂です。内部には、フレスコ画や様々な大きさの絵画など、16世紀から19世紀にかけての美術品が40点以上所蔵されているそうです。教会の外観だけでなく中も楽しめそうですね。
トラカイ城
トラカイ城は、リトアニアの首都ビリニュスの西方の街、トラカイに位置しているガルヴェ湖の島の上に築かれた城です。トラカイは、14世紀頃にはリトアニアの首都だった場所で、トラカイを守るための要塞として建てられたのがトラカイ城であると言われています。西ヨーロッパのような派手なお城ではないところが魅力的に感じます。雰囲気があっていいですね
シャウレイの十字架の丘
このおぞましい雰囲気を感じる十字架の丘はリトアニア北部の町シャウレイ郊外にあります。この丘はリトアニア人がロシアに対して行った二度の反乱が失敗に終わり、遺族が墓の代わりに十字架を立てたことが始まりです。リトアニア人の強さがわかるスポットです。
クルシュー砂州
クルシュー砂州は、リトアニア西岸ニダ市にあるロシアの飛び地であるカリーニングラードまで伸びる全長98キロメートル砂州です。この世界文化遺産(歴史的な場所であったことバルト海の神話に出てきたことから文化遺産)にも登録されています。砂州っていいですよね。
まとめ
リトアニアは旧ソ連構成国なのに旧ソ連構成国らしくない国だなと思いました。素敵な歴史的建造物や文化があるリトアニア、旅行先としてどうでしょうか。最後まで見てくれてありがとうございます。このブログでは世界の国や都市を中学生が紹介するのでぜひ他の記事も見てみてください!
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