今日はロシアの都市人口ランキングTOP10を紹介します。都市についても詳しく紹介するので、ぜひ最後まで見ていってください!
目次
1、モスクワ

人口 1038万人
モスクワはロシアの首都でロシア最大の都市です。1991年まではソビエト連邦の首都でもありワシントンと並んで世界で重要な年でした。モスクワはヨーロッパの中でも一番大きい都市となっています。モスクワには赤の広場やクレムリン、モスクワ大学など様々な観光地があります。モスクワは文化面も非常に豊かで、ボリショイ劇場のバレエは世界的に有名で、バレエやオペラの公演は観光客だけでなく地元の人々にも愛されています。また、トレチャコフ美術館やプーシキン美術館には、ロシアを代表する芸術作品が数多く展示されており、芸術が好きな人にとっては必見の場所です。
2、サンクトペテルブルク

人口 535万人
サンクトペテルブルクは、ロシアの北西部に位置する歴史と文化が薫る美しい都市です。1703年にピョートル大帝によって建設されたこの街は、ロシア帝国の首都として繁栄し、現在もその威厳を感じさせる建築物や芸術が街中にあります。ネヴァ川が街を流れ、その周囲には数々の運河が張り巡らされ、「北のヴェネツィア」とも称されるほどです。サンクトペテルブルクの象徴ともいえるのが、エルミタージュ美術館です。世界有数の美術館として知られ、レンブラントやダ・ヴィンチの名画をはじめ、300万点以上の芸術作品が収蔵されています。美術館自体も、かつてのロマノフ王朝の冬宮殿であり、その豪華な装飾と広大な空間は訪れる者を圧倒します。また、街の中心部にはイサアク大聖堂がそびえ立ち、その金色のドームは遠くからでも目を引きます。内部の装飾は絢爛豪華で、ロシア正教の荘厳さを感じることができます。さらに、ピョートル大帝の偉業を称えて建てられた青銅の騎士像も、街の重要なランドマークとなっています。
3、ノボシビルスク
人口 161万人
ノボシビルスクは、ロシア連邦のシベリア地方に位置する大都市で、その名は「新しいシベリア」を意味します。1930年代にシベリア鉄道の重要な拠点として発展し、現在ではロシア有数の工業・学術の中心地として知られています。人口は約160万人で、シベリア最大の都市であり、ロシア全体でも3番目に大きな都市です。
4、エカテリンブルグ
人口 149万人
エカテリンブルグは、ロシア連邦のスヴェルドロフスク州に位置する大都市で、ウラル山脈の東側に広がる重要な工業・文化の中心地です。1723年にピョートル大帝によって設立され、その名前は大帝の妻エカテリーナにちなんで名付けられました。ソビエト連邦時代には、革命家ヤコフ・スヴェルドロフに敬意を表して「スヴェルドロフスク」と改名されましたが、1991年のソ連崩壊後に元の名前に戻されました。
5、ニジニノヴゴロド

人口 125万人
ニジニノヴゴロドは、ロシアの中心部に位置する歴史と自然が調和した魅力的な都市です。ヴォルガ川とオカ川の合流点に広がるこの街は、1221年に設立され、古くから交易や文化の要衝として栄えてきました。その美しい景観と豊かな歴史から、多くの旅行者を惹きつける場所となっています。街の中心部には、クレムリンがそびえ立っています。ニジニノヴゴロドのクレムリンは、16世紀に築かれた堅固な城壁で知られ、その中には歴史的建造物や博物館が点在しています。
6、カザン

人口 124万人
カザンは、ロシア連邦のタタールスタン共和国の首都であり、ヴォルガ川とカザンカ川が交わる場所に位置する歴史豊かな都市です。カザンの最も象徴的な建造物は、カザン・クレムリンです。ユネスコの世界遺産に登録されているこの城塞は、16世紀にイヴァン雷帝によって征服された後、ロシア正教の教会やモスクが並ぶ独特の景観を形成しています。中でもクル・シャリフ・モスクは、その美しい青いドームとミナレットが印象的で、イスラム建築の傑作として知られています。
7、チャリャビンスク
人口 120万人
チャリャビンスクは、ロシア連邦のウラル山脈東麓に位置する都市で、チェリャビンスク州の州都です。人口は約120万人を擁し、ウラル地方における重要な工業、文化、教育の中心地として知られています。1736年に要塞として設立されたこの街は、その後、鉱業や冶金業の発展とともに成長を遂げ、現在ではロシア有数の工業都市としての地位を確立しています。
8、オムスク

人口 117万人
る街です。1716年に要塞として建設され、シベリア探検の重要な拠点として発展しました。今日では、シベリア有数の工業都市として知られ、石油精製や化学工業が盛んです。また、交通の要所としても重要な役割を果たしており、シベリア鉄道の主要駅が置かれています。
9、サマラ

人口 116万人
サマラは、ロシアのヴォルガ川沿いに位置する歴史と自然が調和した魅力的な都市です。ロシア有数の大都市として知られ、その歴史は16世紀にまで遡ります。もともと要塞として建設されたサマラは、その後、貿易や産業の中心地として発展し、現在ではロシアの重要な経済・文化の拠点となっています。サマラはソ連時代の歴史を感じさせる街でもあります。第二次世界大戦中、サマラはモスクワに代わる臨時の首都として機能し、多くの政府機関がこの地に移されました。その名残として、地下に作られたスターリンの防空壕が現在も残っており、博物館として公開されています。
10、ロストフ・ナ・ドヌー

人口 113万人
ロストフ・ナ・ドヌーは、ロシア南部のドン川沿いに位置する活気あふれる都市です。ロシア有数の大都市として知られ、その歴史は古く、18世紀に要塞として築かれたことから発展を遂げました。現在では、ロシア南部の経済、文化、交通の中心地として重要な役割を果たしています。

ロシアの地方都市に行きたいな。

