中華人民共和国の歴代最高指導者を紹介します。

今日は中華人民共和国の歴代最高指導者を紹介します。最高指導者を知ることで中華人民共和国の歴史を知ることができるのでぜひ最後まで見ていってください!

目次

1、毛沢東

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1949年ー1976年

毛沢東は中国国民党(中華民国)と内戦を繰り広げ最終的に勝利し1949年に中華人民共和国を建国した人物です。彼は農民出身で共産主義思想に傾倒していきました。毛沢東は中華人民共和国を建国した後、大躍進政策(急速に工業化を進めようとした)を行い数百万人が餓死させたり、文化大革命(中国の文化を破壊し毛沢東を絶対的にする活動)を行い知識人や党幹部、さらには一般市民までもを「反革命分子」として迫害しました。

2、華国鋒

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1976年ー1978年

華国鋒は、毛沢東死後の中国で、党・政・軍の最高指導者となった人物です。文化大革命という激動の時代を生き抜き、毛沢東の信任を得て短い間指導者となりました。華国鋒は、毛沢東の思想を継承することを目指しました。しかし、華国鋒は改革派の鄧小平と対立を深め、最終的には失脚してしまいます。

3、鄧小平

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1978年ー1989年

鄧小平は、20世紀後半の中国を劇的に変革させた人物の一人です。鄧小平の改革は、計画経済から市場経済への転換、閉鎖的な社会から開放的な社会への転換など、多岐にわたりました。経済改革は目覚ましく中国の経済成長を牽引し、世界工場としての地位を確立しました。この政策は「改革開放政策」と呼ばれています。全然社会主義じゃないじゃんと思いますが、彼は「黒い猫でも白い猫でも鼠を捕るのが良い猫だ」という、富める者は先にお金持ちになり後で再分配するという考え(先富論)だったようです。 鄧小平はめちゃくちゃだった中国を変えためっちゃ有能な人だと思います。天安門事件が起きた際には軍を出動させ多数の死者が出ましたがこれも体制の維持のためには必要だったということでしょう。人権的にはひどいですが、、、。

4、江沢民

1989年ー2002年

江沢民は、中国共産党の指導者として、中国の近代化と改革開放政策を推進した人物です。彼の指導下で、中国は経済的な飛躍を遂げ、国際社会における影響力を大きく増大させました。彼は三つの代表という考えで政治を行いました。しかし、江沢民の時代には、腐敗問題や人権問題など、様々な課題も存在していました。

  1. 中国の先進的な社会生産力の発展の要求
  2. 中国の先進的文化の前進の方向
  3. 中国の最も広範な人民の根本的利益

5、胡錦濤

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2002年ー2012年

胡錦涛は2002年から国家主席を務めた人物です。胡錦涛は国共内戦や共和国の建国を経験していない初めての最高指導者でした。胡錦涛は温家宝首相とともに、10年中国を強い同志世界の大国としての地位を固めました。しかしチベット族やウイグル族などの少数民族への弾圧は物議をかもしました。

6、習近平

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2012年ー現在

習近平は2012年から現在まで国家主席を務める人物です。彼は文化大革命の時代、父とともに迫害されたり監獄に放り込まれたりなど大変な学生時代を過ごしました。習近平は一帯一路(2017年から行われているアジアとヨーロッパ、アフリカなどで推進している経済圏構想)を行っています。しかし2024年、中国の不動産バブルは崩壊し経済が低迷しています。この後の中国はどうなっていくんでしょう。

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