今日は旧ユーゴスラビアの国、北マケドニアについて紹介します。とてもユニークな国なのでぜひ最後まで見ていってください!
目次
北マケドニアの基礎情報
首都 | スコピエ |
人口 | 208万人 |
通貨 | マケドニア・デナール |
言語 | マケドニア語 |
北マケドニアの歴史
紀元前4世紀、アレキサンダー大王率いる古代マケドニア王国が栄えました。
ローマ帝国、ビザンツ帝国、オスマン帝国など、多くの帝国がこの地域を支配しました。
9世紀、ブルガリア帝国がこの地域を支配し、スラヴ人が移住してきました。
14世紀、オスマン帝国が支配し、バルカン半島全体がイスラム化されました。
19世紀後半、民族主義が興り、マケドニア人の独立運動が起こりました。
1913年、バルカン戦争の結果、マケドニアはセルビア、ブルガリア、ギリシャに分割されました。
1945年、第二次世界大戦後、ユーゴスラビア連邦共和国の一部としてマケドニア社会主義共和国が成立しました。
1991年、ユーゴスラビアが解体されたと同時に独立を宣言する。
独立当初、「マケドニア共和国」を名乗っていましたが、ギリシャが古代マケドニア王国との歴史的繋がりを主張しマケドニアという国名に反対しました。
1993年、国連に加盟する。
2018年、両国間で合意が成立し、マケドニアから北マケドニア共和国に改名されました。。
独立当初、「マケドニア共和国」を名乗っていましたが、ギリシャが古代マケドニア王国との歴史的繋がりを主張しマケドニアという国名に反対しました。
2019年に両国間の合意が成立し、マケドニア共和国が北マケドニア共和国に改名されました。
北マケドニアの経済
マケドニアのGDPランキングは世界130位でモルドバ(131位)やニカラグア(129位)と同程度の経済規模だそうです。マケドニアの産業は軽工業、農業、鉱業、観光業です。地味な感じですね。
北マケドニアの観光地
首都のスコピエを中心に紹介します。
マケドニア広場
マケドニア広場はスコピエの新市街にある広場です。マケドニア広場の中心には高さ25メートルの巨大なアレキサンダー大王の銅像があります。スコピエは銅像の多い街としても有名なんだそうです。マケドニア広場の周辺にはお店やカフェもあるそうです。
石橋(カメンモスト)
この石橋はマケドニア広場からヴァルダル川に向かって進んだところにかけられていて新市街と旧市街を結んでいます。この橋はオスマン帝国の時代にかけられたそうで重厚感がありますね。スコピエのランドマークです。
スコピエ旧市街
スコピエ旧市街は、マケドニア広場前の石橋を渡ってしばらく進んだところにあります。スコピエ旧市街はバザールとも呼ばれており、どことなくイスラム感が漂っています。また旧市街の近くにはモスクもあるそうです。。
マケドニア門
マケドニア門はスコピエのぺラ広場にあるパリの凱旋門のようなアーチです。マケドニア門はマケドニア独立20周年を記念して2011年に建設が始まり2012年に完成しました。どことなくハコモノ行政のようなものを感じました。
マケドニア考古学博物館
マケドニア考古学博物館はマケドニア広場から川を渡ったところにある博物館です。博物館ではマケドニアの歴史や文化を知ることができるそうです。パルテノン神殿みたいですね。
マザーテレサ記念館
実はマザーテレサは北マケドニア出身なんです。マザーテレサ博物館は2009年に、マザーテレサが洗礼を受けたカトリック教会の跡地に建てられました。3階建ての建物には、マザーテレサの子供の頃の時の写真や身の回りの品、活動などに関する資料などが展示してあるそうです。
オフリド
オフリドは、北マケドニア共和国西部、オフリド湖のほとりにある都市です。かつては市内に365もの教会があり、マケドニアのエルサレムと呼ばれていたそうです。湖も街もとても美しいそうなので、北マケドニアに来たらスコピエだけでなくオフリドにもぜひ訪れてみてください!
まとめ
北マケドニアは名前に関しても、スコピエの建物に関してもユニークな国だなと思いました。バルカン半島の国、旧ユーゴスラビアの国はどこも面白いですね!このブログでは世界の国や都市を中学生が紹介するのでぜひ他の記事も見てみてください!!
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