みなさん、幸福になりたいですよね。当たり前です。しかし幸せになれない人がこの世には星の数(そんなにはいないかも)ほどいることも事実です。私は多くの人いやみんな幸せになりたいのに、不幸だと感じる人がたくさんいることに対し残念な気持ちになりました。そこで私は幸せになるためにはどうすればよいのかを調べました。
目次
幸せに必要な要素
みなさんは、幸せになるためにどんなことが必要だと思いますか?私がぱっと思いついたのは「お金」と「愛」と「チョコレート」です。確かにこれらの要素も幸せにつながることは事実です。しかし、もっと幸せについて掘り下げていくと「脳内物質」(幸せホルモン)が幸せに関係していることがわかりました。具体的にはセロトニン、オキシトシン、ドーパミンです。これら3つの物質は幸せと深く密接、いや幸せそのものがこれらの物質と言えます。
セロトニン、オキシトシン、ドーパミン
この3つの物質を必ず覚えてください。これからこれら3つの脳内物質の特徴を説明します。
セロトニン
セロトニン、別名5-ヒドロキシトリプタミンは、朝日を浴びること、運動をすること、たんぱく質をとることによって分泌される物質です。セロトニンが分泌されると不安感をやわらげ前向きな気持ちになります。反対にセロトニンが不足してしまうとイライラしてしまったり、攻撃的になったり、うつ病を発症してしまうかもしれません。皆さんの中に秋から冬にかけて気分が落ち込んでしまうという方はいませんか?私も冬は気分が落ち込みやすいのですが、この季節による気分の落ち込みは季節性感情障害(冬季うつ)と呼ばれれています。季節性感情障害は冬になって日照時間が減ったり屋内にいる時間が増えることでセロトニンが不足し怒るといわれています。霧の多い街や国で自殺が多いのもセロトニンが不足しているからだという人もいます。それほどセロトニンはとても大切なのです。
オキシトシン
オキシトシンは別名「愛情ホルモン」と言われる物質です。オキシトシンは家族や友達とのスキンシップ、コミュニケーションによって分泌される物質です。オキシトシンが分泌されるとストレスや不安感が緩和されたり、脳の疲れをいやしたり、温かい気持ちになったりします。お母さんが赤ちゃんを抱いて生まれる温かい気持ちはこのオキシトシンが関係しています。自分は友達もパートナーもいないんですっていう人も安心してください!オキシトシンはペットやぬいぐるみを触れた時にも分泌することがわかっています。オキシトシンは「継続的」な幸せにとても大切なので特に忘れないでほしい脳内物質です。
ドーパミン
ドーパミンは快楽物質と言われていて、「いわゆる幸せ」を感じさせる物質です。ドーパミンは、楽しいことをしているときや目標を達成したときにでる物質です。このドーパミンが分泌されることで強い快感を人は感じます。基本的にドーパミンは苦労してなにかを得た時などに出る物質なのですが、もっと簡単にドーパミンを出す方法もあります。それは「お酒」「たばこ」「違法薬物」「ギャンブル」「甘い食べ物」です。うーん、なんとも中毒性のあるものばかりです。ドーパミンは強い快感をもたらすため中毒性が高くこの世の中にある多くの依存症は大体このドーパミンが原因です。なんだか悪い印象を持たる書き方をしてしまいましたが、ドーパミンが悪い物質というわけではありません。悪いのはドーパミンの快感に溺れることであって、不足するとそれはそれで問題が起きてしまいます。取り扱いが難しいけれど一番幸福感を感じる物質ということです。ちなみに辛い食べ物を食べることでもドーパミンは出るそうです。
幸せと脳内物質の関係わかりましたか?多くの記事に書いてありますが、これら3つの物質のどれかだけでは継続的な幸福感にはつながりません。人は幸せになるためについドーパミンを優先してしまいがちですが、セロトニンやオキシトシンによる心の安定、いわば幸せの土台もとても大切なのです。
具体的に幸せになるための行動
ここでは幸せになるために誰でもできる行動を紹介します。
・朝日を浴びる
・適度な運動や筋トレ
・肉や野菜などバランスのとれた食事
・身近な人とのコミュニケーションやスキンシップ
・たまにご褒美として!甘いものを食べたり物を買う
結論
幸せとはセロトニン・オキシトシン・ドーパミンという三つの脳内物質によって生まれる感情です。夢のない話ですが本当です。これら3つの物質と上手に付き合うことが継続的な幸せ(ドーパミンによる快感はなれてしまう)につながります。今すぐカーテンを開けて身近な友達や家族、パートナー、ペットとコミュニケーションをしたりスキンシップをしてください。私は不幸な人が多い原因として幸せに対する知識のなさがあると思います(ほかにも原因はあると思いますが)。そして私は、脳や体の仕組みを知ることで様々な感情の原因などがわかるとおもいました。