今日は韓国第二の都市釜山について歴史・産業・観光スポットなどの面からわかりやすく紹介します。ぜひ最後まで見ていってください!
目次
釜山の基礎情報
釜山(プサン)は韓国南部に位置する人口347万人の韓国第二の都市で正式名称は釜山広域市です。釜山は韓国の代表的な港湾都市となっていて福岡からもフェリーが出ています。
釜山の歴史
釜山は、弥生時代に朝鮮半島南部に栄えた伽耶国の領域にあたる。
5世紀に釜山は、新羅に征服される。
高麗時代、釜山は東莱郡(とうらいぐん)と呼ばれるようになる。
李氏朝鮮時代には東莱府(とうらいふ)と呼ばれ、朝鮮半島南部の政治、経済、文化の中心地となる。
1876年に日朝修好条規によって釜山が開港する。
1910年に日本統治時代に入り、朝鮮半島南部の主要都市としてさらに発展する。
1945年に朝鮮半島が日本統治時代から解放され釜山は大韓民国の都市となる。
1950年に勃発した朝鮮戦争では一時的に大韓民国の臨時首都となる。釜山の近くまで北朝鮮軍は攻めてきていたが何とか守り抜いたそうです。
戦後、釜山は韓国最大の港湾都市としてさらなる発展を遂げる。
2002年には釜山で「釜山アジア大会」が開催される。
釜山の産業
釜山は韓国一の港湾都市(釜山港は2022年の世界の港ランキングで7位)として物流、製造業が栄えています。特に造船業、自動車産業が盛んなんだそうです。また釜山は観光業も盛んで、毎年数百万人の観光客が訪れているそうです。
釜山の観光地
海雲台(ヘウンデ)ビーチ
海雲台ビーチは、釜山の美しいビーチです。海岸の通りにはホテル、カフェ、焼肉屋などさまざまなレストランが立ち並んでいます。夏になると多くの韓国人や外国人が訪れにぎわうそうです。
冬栢島
冬栢島(トンベッソム)は海雲台ビーチの南西に位置している整備された公園です。この公園には2005年に釜山で開催されたAPEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議の会場として使用された「ヌリマルAPECハウス」というモダンな建物もあります。そしてこの公園からは美しい海とビーチ、釜山の街を眺めることができます。
海東龍宮寺
海東龍宮寺は海の岩場に建てられた珍しい寺で、高麗時代の王の師が夢から啓示を受けて建立したといわれています。海東龍宮寺までの通りには、露店が立ち並んでいて釜山のお土産などが売られています。
甘川文化村(カムチョンドンムナマウル)
甘川文化村は山のふもとに階段式に形成された集落で、カラフルな家々が斜面にびっしりと連なる「韓国のマチュピチュ」と呼ばれている場所です。この村は1950年代朝鮮戦争の際に、避難してきた人々がこの場所に家を建てたのが始まりで、2009年から町おこしが行われ今のような観光地になりました。
釜山ダイヤモンドタワー
釜山ダイヤモンドタワーは繁華街・南浦洞に位置する龍頭山公園にある高さ120メートルのタワーです。このタワーには展望台がありそこからは釜山の美しい街、海を望むことができます。京都タワーみたいですね。
まとめ
釜山はソウルよりも美しい街だなと個人的に思いました。行ってみたいです!このブログでは世界の国や都市を紹介するのでぜひ他の記事も見てみてください!!
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